Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

「飛露喜 純吟 山田錦」と「鳳凰美田 純吟 発泡生酒」

2007年07月04日 | 日本酒
昨夜、久しぶりに2本ほど開栓しました。
「飛露喜 純吟山田錦」と「鳳凰美田 純吟 発泡生酒」です。

「飛露喜」は先月購入したものです。同じ飛露喜の愛山と雄町がまだ残っているうちに、飲み比べしようと思い、開栓。
「鳳凰美田」は、先々月に友人が持ってきてくれたもの。「次に一緒に飲むときまで開けちゃダメ!」と言われていましたが・・・、許可を求め、思い切って開栓。友人様、スミマセン。


◆飛露喜 純米吟醸 山田錦
開栓してふわっと立ち上るのは、山田錦らしい華やかな吟醸香。その中に、飛露喜特有の香りが見え隠れしています。
かなり冷やした状態で、一口飲むと・・・、舌先には甘味が出てくるものの、キレはそれほど良くなく、酸が強く感じられる。
全体的にきれいな印象で、バランスは良いのだが・・・、愛山や雄町に感じた重厚感はひっそりと陰を潜めたようです。

ただ、ちょっと温度を上げてから飲むと、舌先に感じられる甘味が強くなってくる。
山田錦は、愛山ほどではないが、温度帯を少し上げてから飲むと良いかもしれません。
食中には非常に向く造りでしょう。

個人的には、コストパフォーマンスの面をふまえても、愛山のほうが好みでしたかね。


◆鳳凰美田 純米吟醸 発泡生酒
3月出荷の、花見向けに作られた「桃色発泡にごり」です。お米は若水。
発泡性なので、ゆっくり振ってから開栓。ぱあっと広がるフレッシュな香り!旨い酒の予感。
口に含むと、発泡のぴちぴちとお米の甘味が一体に。これは旨い!
キレに感じられる独特の余韻は、「鳳凰美田」らしいもの。
いや~、「鳳凰美田」は盤石ですなあ。これは旨いよ。

獺祭に、かますの塩焼きの日

2007年07月03日 | 日本酒
今日は昼間から料理。
肴はかますの塩焼き、酒は「獺祭 純米大吟 遠心分離おりがらみ」。


かますは鱗を取り、塩をふってグリルで焼く。
ウチのグリルよりも大きかったので、頭を取りました。ついでにはらわたも取っちゃいました。

塩焼きの魚には、吟醸酒が非常に良く合う。
「獺祭」は、クセがなく澄んだ味わいで、非常に好み。