Sinks in Alcohol

節操なくお酒に沈む、ある酒飲みの半生

あぶくま、白瀑、國権

2007年03月27日 | 日本酒
かがた屋頒布会。
2月は、
白瀑 純米 無濾過生原酒、
國権 特別純米 無濾過生原酒。
3月は、
黒龍 吟十八号、
あぶくま 純米吟醸 無濾過生原酒。

黒龍は先日、純吟三十八号と飲み比べをしたので、今日は2月の「白瀑」「國権」と、3月の「あぶくま」を飲み比べ。
どれも個性が違っていて、面白かったです。
肴は茄子の炒め物。

【あぶくま 純米吟醸 無濾過生原酒】
立ち香はフルーティで、吟醸香は穏やか。
口当たりは甘味、酸味が良いバランスで口に広がる。やや酸味が強めでコクがある。
後口にやや辛みが出て来て、それが余韻を形成する。

【國権 特別純米 無濾過生原酒】
まず、穏やかに米の香り。
含むと、米の甘味をやや強めに感じる。酸味、辛みもあり、時間差。
喉越しはその甘味が余韻を持って消えていく。

【白瀑 純米 無濾過生原酒】
立ち香はフルーティだが、吟醸香は無い。
含むと、リンゴのようなバランスで甘味と酸味が広がる。
後口は、酸味が少し残るが、キレあり。

國権は、開栓時よりも明らかに軽くなっています。どれも無濾過生原酒なので、その銘柄そのものの評価にはあまり使えません。
飲む順番を考えれば、あぶくま→白瀑→國権なのは明白。
どれも旨いです!