
▲ これだと、もう完全野ばらなのでは…。
昨日も一昨日も
夜にTVを見ていたら
「ベルばら」映画の宣伝CMが、
が…画面に出て来ました。
「もう7回も見に行ってる」
…とネットで書いている熱心な
人もいましたが、
週イチでって事か!?😳
毎回同じ映画館へ行って
「あの人また来てる…とか
スタッフさんに思われたら
イヤだな〜」とかいう気持ち
よりも、
観たいって気持ちが勝っていた ⚖️
んでしょうか?
(それとも隣町のとかで
何箇所かに分けてる?)
こういう人々もいるから
まだまだ上映続行するぞ!
って事か!?
CMには原作者の池田理代子氏も
顔出し出演していました。
「原作に忠実に作ってくれて
ありがとう」
と御本人が仰るんだから
いいんだろうけどサーー。
「TVアニメは目が疲れるので
見ていない」
「いつかオペラ化するのが夢」
と言っていたのを調べて
知っている身としては
時の流れでお気持ちの変化が
あられたのでしょうね。
ーーと思うしか無い?
お年を召されて
うんとまあるくなられた…とか?
でも、オペラ化は実は今も
諦めてない…で、
映画化承諾もその布石の一つとか?
そんでまずは、
ポピュラー路線強めにして、
ミュージカルで
お試し&反響確認?
劇中歌の歌詞に
英語が入ってるのは変だ
という意見もありましたが、
18世紀後半のフランスでは
英語の分かる人が増加していて、
それがフランス人の思想に
影響を与えただろうと
前ページにも出ていた当時の
ジャーナリストのメルシエ氏も
「タブロー・ド・パリ」
(岩波文庫で翻訳あり)
に書いています。
他にも
▶英国地味ファッションの
流行でフランス人の服装も
簡素化して行った。
▶英国の書物も沢山翻訳・
出版され、
書店に出回っていた。
ーーそうなので、
私は特に違和感ありませんでした。
それに、
18世紀後半では
既に息子達の世代でも
終末期だというくらいなのに、
大バッハの「管弦楽組曲」とか
バックにかかってるよりは
今時のポップス調の曲の方が
絶対合ってると私は思いました。
原作ではモーツァルトの曲を
オスカル様がバイオリンで
弾いていたり、
フルートとハープが
独奏センターの協奏曲の事を
言及してたりしますが、
実際は
ハイドンの「パリ交響曲集」
の方が有名だった。
それでアントワネット様が
最後にいた牢獄ではその中の一曲を
クラブサンで弾いていた。
(その曲が入っている「交響曲第85番」は
現在「王妃」と呼ばれている)
…という逸話が残っている
って事なんじゃないか?
だから、
たとえモーツァルトの曲が
バックでも妙ちくりんなのかも。
音楽史やメルシエ氏の文から
得た視点からすると、
あの頃の人達は王侯貴族や
その血縁関係出身の聖職者、
そして、貧しい市民の両極端
ーーばかりでは無く、
レストランやその他の飲食店で
グルメを楽しんだり、
公開演奏会や読書などの
娯楽を楽しんでいたという、
金持ちでは無いけれども
かと言ってその日の
暮らしにすら困っている
訳でも無い中間層や
今の私みたいに
困っていても何とか
ちゃっかりやり過ごせて
しまっている人達も
かなり多数いたのでは?
という印象なのでした。
なので、
そういう人達にも
何らかの憤懣があって、
それがどのあたりから
どのように蓄積して行き、
革命にまでなって
しまったのか?
そんな点を援護射撃で
このブログの漫画パートでは
描いて行けたらいいな
と思っています。