※このページは2007年6月16日の
20時56分58秒に gmproject(故人)によって
一度公開された後、非公開となっていたものを
編集し直して再度公開しました。
後半作者∶ trikoshitrisaより
この物語の元になった小説の一つ、
L.スターン作の
「センティメンタル・ジャーニィ」
の最初のページに
< フリカッセ > という
料理が出て来ますが、
英文ではこうです。
―by three I had got sat down to
my dinner upon a fricasee'd chicken,
so incontestably in France,
that had I died that night of an
indigestion,the whole world
could not have suspended
the effects of the
Droits d’aubaine―
―3時には私がフランスで、
チキン・フリカッセの午餐の席へと
付いていたのはもう確かな事で、
その夜に消化不良でご臨終
相成なったとなれば、
全世界は
外国人所有物没収権
(外国人旅行者が客死した場合、
死亡者の荷物はフランス国家に
取られてしまったらしい)
の執行を止められはしない― 。
作者(gmproject代表)は
1993年に
fricaseed'chicken
という言葉を見た時に、
これはどんな料理なのか
さっぱり分かりませんでした。
持っている英和辞典には
fricaseeという名詞は載っていて、
「鶏や子牛や兎の肉を
煮汁とホワイトソースで煮込んだ料理」
と書いてありました。
その後、レストラン等でも
この料理に出会う事もなく十数年。
最近
(2007年の事です/後半作者より)
図書館で鶏肉料理の本を
探していた時に偶然レシピが
書いてある本を見つけて借り、
家で作ってみました。
本にある道具や食材と
全く同じ物は家に無いけど、
○ツ★レストランでも
凝りまくりオヤジ料理でもないので、
ある物で済ましました。
フライパンで
激安冷凍玉ねぎのみじん切りをバターで炒め、
半額で買い冷凍・解凍した鶏肉と
スーパーのスパイス・コーナーで
一瓶150円位のタイムを一振り、
塩コショウで味を整えたものも入れます。
肉が焼けて来たら玉ねぎを除き、
肉に小麦粉をまぶして炒め続け、
水を加えてお焦げも
溶かしてしまいます。
後は生クリームとワイン(料理酒で代用)
を加えてとろりとするまで煮て、
更にに卵黄と生クリームを
混ぜ合わせた物を煮汁に加えました。
実を言うと、
本には取り除いた玉ねぎを
どうしたのか書いてありませんでしたが、
MOTTAINAI ので
卵黄&生クリームと一緒に
フライパンに戻してしまいました。
火加減が上手くいかなくて、
卵のたんぱく質が固まり、
ソースが少しブツブツに
なってしまいましたが。
上にもあるように
○ツ★レストランや
凝りまくりオヤジ料理ではないので、
そこの所はスルーで試食してみました。
✨ 試食については明日続きを書きます。