漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

第26話「婿になった修道士」 のあらすじ

2023年05月14日 08時07分29秒 | 物語の続きのあらすじ


 宿の主人デノワ氏は
実家の家庭の事情から
修道院で修練していたが、
これもまた家庭の事情で辞めさせられ、
家に戻って(一応)恋愛結婚。
現在は幸せに暮らしている。
と、思いきや…

 おかみさんである妻は気が強く、
立てているようでいて実は主導権握ってるし、
娘も気が強くて何かと言い返して来る。
でも妻にはラブラブ、娘にはメロメロで
強い態度には出られない。
そして、日に日に自分そっくりに
なって来る息子。

 更には問題のある客
(ハリソン&マルセルとクレールの元彼)の対立、
妻と娘の推し客活動の扱い等で、
仕事の悩みも決して無くは無い。

 そんなデノワ氏の楽しみは
コンシェルジュの仕事の合間の
一人でできるボードゲーム。

 煩悩まみれ、
過ぎし日の固い誓いはどこ行った?の日々。
アッシジの聖フランチェスコを
〈歴史上人物の推し〉として、
心の支えにも
しているけれどもー。


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フランス通過編(後半)」
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【各話末エッセイ】
①牧歌劇「アミンタ」ってルネッサンスの
ラブコメ?

 16世紀イタリアで書かれ、
18世紀になっても欧州の人気作で
メディアミックスされていた
トルクァート・タッソ作「アミンタ」。
 牧人アミンタは幼馴染で初恋の相手
シルヴィアから告白を機に避けられてしまう。
友人達が二人の間を取り持とうとするがー。

②牧歌劇「アミンタ」ってルネッサンスの
ジェットコースタードラマ?

 シルヴィアお気に入りの場所だと
教えられた所へアミンタが行って見ると…。
その後、衝撃展開が続け様に起こる。

③牧歌劇「アミンタ」でも
誤報が恋人達の死を招く

 シルヴィアが狼に襲われて死んだと思い込み、
アミンタは崖から身投げしてしまう。
シルヴィアがアミンタの遺体を
探しに行くと、そこにはー。

④牧歌劇「アミンタ」では
全部キューピッドのせい

 アミンタは奇跡的に命が助かっていた。
シルヴィアとも相思相愛に。
でも、それってキューピッドが仕組んでたから?!

⑤牧歌劇「アミンタ」は
モーツァルトも作曲ネタにしてる?

 モーツァルトの演奏会形式の
オペラ「羊飼いの王様」。
主人公の名がアミンタで職業も同じ。
性格もそっくりだけど、
原作は牧歌劇「アミンタ」なの?

 ⑥塗油の儀式ではやっぱりあの曲が使われてた
「英国王戴冠式の際に必ず演奏されると
言われているヘンデルの曲がある」
という音楽番組・事典等の解説は本当なのか?
ーを果たして日本のTV番組で確認できるのか?!
 
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