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 漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

令和7年現在「ベルばら」にも出て来る「ヌーベル・エロイーズ」全巻持ってるのってスゴイ事なんだろうか?🌹

2025年04月01日 22時00分22秒 | ヌーベル・エロイーズ カノ紳version.
  

  ▲ これも完全野ばらや〜。

 今日、
ネットで
映画版「ベルサイユのばら」の
監督と脚本が実はアンドレだった

説について、
アンドレ・グランディエ氏が
自らXでコメントいる
ーーというのを見ました。

 メガホンとカチンコ持って
監督姿しているアンドレ氏の
カラーイラストでは、
カチンコに
監督: アンドレ
脚本: アンドレ
日付: 4月1日

ーーとありました。

 …音楽は英語交じりでも
いいとしても、
DIRECTOR
SCRIPT
DATE

…っての、
ここではフランス語に
しといた方がいいのでは?
…とは思いつつも、
そうすると分かりにくい
からこれでいっかねっ?!

 オスカル様とアンドレ氏の
関係性の変化へと
より重点が置かれてるように
見える映画での描き方に
「ひょっとして、これ、
アンドレが台本書いて
監督も兼ねてるんじゃないの?」

という説が広まっていたらしく、
その言い出しっぺか?
…と思われるブログも
スマホのグーグルニュースに
入って来ていました。

 そういった巷の説を受けて
アンドレ氏が真相を…という、
エイプリルフールの
楽しい冗談設定だった
という話。

 昭和の当時を知る人によると、
アニメ版の放映時や
更に遡り原作連載時には
アンドレ氏のオスカル様への
愛が強過ぎて怖いとか
今現在みたいな評価が
大っぴらにはされて
無かったとの事でした。

 薄々思っていても
昭和の空気に包まれて
言語化できなかった、
もしくは真っ只中過ぎて
客観化・相対化が
できなかったという事か?

 ネットは無かったし、
少女や若き女性達が
友人との直接対話の
流れの中では言い出し
にくかった。
…というのもあったんか?

 それがアンドレ氏。
令和のここに来て
激愛が過ぎる余り
もう既になってそうですが、
昭和アニメ「巨人の星」
に始まり、
→「北斗の拳」→「進撃の巨人」
→「鬼滅の刃」まで連綿と繋がる
真面目過ぎて終いには
ギャグにされてしまう
アニメキャラの現時点での
最後尾になってるのでは?!

 しかし、
「ベルばら」の中にも出て来る
ジャン・ジャック・ルソー作
「ヌーベル・エロイーズ」
家にあるのを読み始めてみたら、
男性主人公が女性主人公に書く
第1信からしてもう、
全くをもって
アンドレ節全開でした。


 この本、
gmproject代表が1993年に
古本市に出ていたのを
4冊450円で購入したと
本ブログ内にもありますが、
現在はネットオークション等を
見ると、
1冊6,000円台!?
(ちなみに私が持ってるのは1979年の
11刷版で、第1巻の価格は300円とある)
4冊で10,000円以上
…の物もあるだとな!?
20倍以上かよ?!

 ひょっとして、
私、今現在の所、
スっゴく価値がある本
所持してるんスか!?


オスカル様のような麗しい方が職場にいたら、私は仕事になりませ〜ん!🌹

2025年03月19日 21時46分41秒 | ヌーベル・エロイーズ カノ紳version.
  
  ▲これだって全くの…野ばらだっての。



 「ベルサイユのばら」
この間遂に
10回以上見に行った
とネットに書いている人

まで発見!🤯

 この方、
DVDやブルーレイ発売と
なったら速やかに
買いに行くとか、
予約開始直後に即注文済みとか
TSUTAYAの新作金額でも
躊躇せずに借りられる人
…か!?
 
 映画のオスカル様は
TVアニメのオスカル様より
更にお美しくなってる。

 宮中で働いてたら
アンドレじゃ無くても、
誰かと結婚するなんて
聞いただけで
心ざわざわ…してしまう
人多いかも。

 私の場合は、
自分の性別関係無しで
例えベルサイユの窓拭きの
ためだけにいるメイドさん
だったとしても、
貴人の後をトコトコ付いてく
ペイジ (小姓) 君
だったとしても
衝撃のあまり
「今日仕事休みます!」
「早退させて下さい」
「長期休暇取ります」
「退職して親元帰ります!」

…とかなるかもよ。

 しかし、
オスカル様、
20世紀後半の
大ブーム中の頃の時代の
「男らしさ」と思われていた
事を女性が取り込んで、
男装&男名&男言葉が
すげカツコイイ!
…という昭和の価値観。
🫠
現代を生きる私には実の所
「甚だ陳腐極まり無き」
「隔世の感!」

なのでした。

 平成・令和の女性が
パンツ姿してる場合、
冷え性だからとか
寒い日だからとか
動きやすいからとか
スカートの中が見える
心配してる時間が無駄とか
…そんな感じなのでは?

 それに、
アナ雪 Wヒロインも
歴代プリキュアの皆さんも

女子の姿や言葉遣いのまま
戦ってたって全然違和感無し。
戦闘能力が落ちてるようにも
全く見えて無い
んじゃ
ありませんか?!

 そして、
オスカル様のような…
こういう麗しの方は
「共有の君」として
一生独身、皆の希望の星で
尼さんとは違う所の
お清の身としての生涯を
サービス精神でってくらいの
余裕で自ら選択∧貫徹して
頂きたい所でした。


 フェルゼン氏を
キッパリ諦め、
ジェローデル殿はもとより
アンドレさんにもキッパリ
諦めさせて逃げ切る。

目を潤ませたりなんぞしなーいっ!
それでも死にもせず、
気分次第で好きな格好して
好きな場所行って生き続けてる。

 そっちの方が今の時代に
来てみても
「50年前の作品とは
思えない程の驚異的先見性!」

…とかなっていたんじゃ
ないのか…なぁって
私は思うんだけど?!

 昭和の雰囲気がそうは
させなかった…か?


映画「ベルサイユのばら」の英語歌詞ノープロブレムの理由を提示する🌹

2025年03月14日 21時41分53秒 | ヌーベル・エロイーズ カノ紳version.
  
   ▲ これだと、もう完全野ばらなのでは…。

 昨日も一昨日も
夜にTVを見ていたら
「ベルばら」映画の宣伝CMが、
が…画面に出て来ました。

 「もう7回も見に行ってる」
…とネットで書いている熱心な
人もいましたが、
週イチでって事か!?😳

 毎回同じ映画館へ行って
「あの人また来てる…とか
スタッフさんに思われたら
イヤだな〜」とかいう気持ち
よりも、
観たいって気持ちが勝っていた ⚖️
んでしょうか?
(それとも隣町のとかで
何箇所かに分けてる?)

 こういう人々もいるから
まだまだ上映続行するぞ!
って事か!?


 CMには原作者の池田理代子氏も
顔出し出演していました。
 「原作に忠実に作ってくれて
ありがとう」
と御本人が仰るんだから
いいんだろうけどサーー。

 「TVアニメは目が疲れるので
見ていない」
「いつかオペラ化するのが夢」
と言っていたのを調べて
知っている身としては
時の流れでお気持ちの変化が
あられたのでしょうね。
ーーと思うしか無い?

 お年を召されて
うんとまあるくなられた…とか?
でも、オペラ化は実は今も
諦めてない…
で、
映画化承諾もその布石の一つとか?

 劇中歌の歌詞に
英語が入ってるのは変だ

という意見もありましたが、
18世紀後半のフランスでは
英語の分かる人が増加していて、
それがフランス人の思想に
影響を与えただろうと
前ページにも出ていた当時の
ジャーナリストのメルシエ氏も
「タブロー・ド・パリ」
(岩波文庫で翻訳あり)
に書いています。

 他にも
▶英国地味ファッションの
流行でフランス人の服装も
簡素化して行った。
▶英国の書物も沢山翻訳・
出版され、
書店に出回っていた。
ーーそうなので、
私は特に違和感ありませんでした。

 それに、
18世紀後半では
既に息子達の世代でも
終末期だというくらいなのに、
大バッハの「管弦楽組曲」とか
バックにかかってるよりは
今時のポップス調の曲の方が
絶対合ってる
と私は思いました。

 原作ではモーツァルトの曲を
オスカル様がバイオリンで
弾いていたり、
フルートとハープが
独奏センターの協奏曲の事を
言及してたりしますが、
実際は
ハイドンの「パリ交響曲集」
の方が有名だった。


 それでアントワネット様が
最後にいた牢獄ではその中の一曲を
クラブサンで弾いていた。
(その曲が入っている「交響曲第85番」は
現在「王妃」と呼ばれている)

 …という逸話が残っている
って事なんじゃないか?
だから、
たとえモーツァルトの曲が
バックでも妙ちくりんなのかも。

 音楽史やメルシエ氏の文から
得た視点からすると、
あの頃の人達は王侯貴族や
その血縁関係出身の聖職者、
そして、貧しい市民の両極端
ーーばかりでは無く、

レストランやその他の飲食店で
グルメを楽しんだり、
公開演奏会や読書などの
娯楽を楽しんでいたという、
金持ちでは無いけれども
かと言ってその日の
暮らしにすら困っている
訳でも無い中間層や
今の私みたいに
困っていても何とか
ちゃっかりやり過ごせて
しまっている人達も
かなり多数いたのでは?

という印象なのでした。

 なので、
そういう人達にも
何らかの憤懣があって、
それがどのあたりから
どのように蓄積して行き、
革命にまでなって
しまったのか?

 そんな点を援護射撃で
このブログの漫画パートでは
描いて行けたらいいな
と思っています。




ベルぽて!(ベルサイユのジャガイモ🥔)じゃダメなんですか?!🍟

2025年03月07日 20時03分04秒 | ヌーベル・エロイーズ カノ紳version.
  


 結局行けました。
劇場版「ベルサイユのばら」
1週間遅れで。

 今度はちゃんと
ショッピングモールごと
開店してました。


 会員カード、
コロナ大流行期間中
映画館行かなかったので
期限切れで使えないかと
思っていましたが、
ダメ元で自動チケット
販売機に入れてみたら、
シッカリ使えてて
ポイントも付いてました。


 観客層はというと。
やはり…
「アラフィフ以上かな〜?」
な女性が主たる鑑賞者。
が、50〜60代らしき
オジさんも一人
いらっしゃいましたので、
何故ここに?
といろいろ考察して
しまいました。

 母娘で観に来ている人も
いました。
母が娘を
女性→女性間で語り継ぐべく
「ベルばら教」に入信させる
ための洗礼に連れて来て
いるって感じか!?

 思った以上に席が
埋まっていましたが、
この中にもネットで見た
「◯回目行って来ました!」
…な、リピーターもいるのか?

 「すすり泣いてる人がいた」
と…ネットに書いている人も
かなりいたけど…
…本当だった。
私の3列前の斜め方向に
座っていた中年女性、
ハンカチで目を…
オスカル様が殉職した
辺りで
押さえていました。

 私はパリで暴動を
起こす民衆の描き込みが
上手すぎる

驚愕していました!!
脇々でも一人ひとりちゃんと
自分の役割というか
使命というか…果してんの!

 「トリストラム・シャンディ」
のトゥビー叔父さんが見ても、
身を乗り出して
目を皿にして見そうな程
え…描き込めて…る!
パリ市民を描いてる
あの絵柄…大スキだ!!

 TVアニメ版では
群衆が使い回しになってて、
あれ?国王夫妻に怒って
ベルサイユに押し寄せて
来たあの固まり、
この固まり、
「画面の下方へと
フレームアウトしたら
また上の方から同じ人達が
出て走って来たよ!」

…とかバレバレで効果半減、
笑ってしまった記憶が…。

 それだけに
バスティーユ襲撃では
視点がそっちに〈全〉
とまでは行かないけど
ぼぼ集中してしまい、
「オスカル様の死で
皆さんと一緒に
泣いてしまったら
どうしよう…終了後に
明かりが点いたら
気まずいかも〜」

な心配は杞憂でした。
 でも、

あのジャンさんが
撃たれた時は
「死ぬんじゃねえぇぇ!!!!」
と両の拳を握りしめ、
叫びそうになりました。

(フツーはアンドレへなのか?)

 そうです私、
脇の脇でもいい味出してる
キャラへと思い入れを
持ってしまうヤツなのです。


 そういう訳だから、
別ブログの後半の
漫画パートに出て来てる
ある人物に戦闘能力の
伸び代を感じ取り、
故gmproject代表の指示を
シカトして
準主役級へと昇格させる
企みを現在巡らせて
いるのでした。

 「画面が美し過ぎて
目が潰れそう」

と、これもまたネットで
書いてる人もいましたが、
その通りでした。
それまでは
「君の名は。」が
最高峰だと思っていました
が、
それ以上に美麗過ぎました。


  


 アントワネット様、
バラが舞い踊る画面に負けず
お美しかったのですが、
史実では意外にも、
当時の食料対策で
ジャガイモアンバサダー
もしていました。

 多分、
地味地味な格好か
「高見えしてるけど
実は安くて庶民と
同じメーカーのだよー」
な服着てじゃがイモ広報に
もっとリキ入れてたら
同じく18世紀人・徳川吉宗の
「米将軍」ならぬ
「イモ王妃」とか
言われてたかも
しれないけど、
ああいう最期は迎えなかった?!

 惜しいなあ…。


  


 いや〜、
確かにジャガイモの花。
見れば見る程、
綺麗で可愛いじゃ
ありませんか!?

アントワネット様、
こういう花もお髪 (ぐし)
に飾って広報活動に
協力もしていたんですよ。

 もし、
私がベルサイユ物
描くとしたら

 「ベルぽて!
〜農学者パルマンティエの
馬鈴薯花乃夢噺〜」


 …とかやるぜ!
最終回はベルサイユで
フレンチフライドポテトの
盛大な試食会だ!!
庶民も招かれて
ワイワイガヤガヤ…。
ジャーナリストのメルシエとか
美食家ブリア・サバラン
とかもいちゃったりしてね!


休館日 「ベルばら」見れず 帰り路に すき家で牛丼 孤独のグルメ🌹

2025年03月05日 20時33分21秒 | ヌーベル・エロイーズ カノ紳version.
  


 先月の最終週のある日、
家から一番近い映画館の
会員割引デーでした。

 なので、
▶昭和生まれで
大ブームだった頃を
知っている。
▶宝塚ファン
双界隈では
賛否両論&騒然
となっている

…印象がある
「ベルサイユのばら」
の新作劇場版を見に行きました。

 原作はgmprojectから
受け継いだ復刻版で読み、
アニメ版もTSUTAYA
何年か前にTポイントで
借りて
見ていました。

 故gmproject代表は
参考資料となりそうな映画は
いろいろと見に行ったようで、
ヨン様ブーム冷めやらぬ頃には
「スキャンダル」
(原作はフランス18世紀後半の
作家ラクロの「危険な関係」)を、
他には
ロココ大スキ少女×
ヤンキー少女、
2人の友情を描く
「下妻物語」
(20代前半の深田恭子主演)や、
西洋キリスト教文化を
理解するためにと…もう
悲壮な覚悟で見に行ったという
(ショック死した鑑賞者が
いたと話題になってたそうな!)
「パッション」
…等々。

 なので、
後継者の私もそれに
習わなくてはならんのか?!
…と近年稀に見る心のザワつきが…。
それでも見には行ったのですが――。

シアターどころか
入居している
ショッピングモールごと
休みだった!!


 でも、何々?
何かホッとしてないか!?
それは何故にか?!


 帰り道の途中で
十字路を渡ろうとしたら
目に入って来たのは
すき家の建物。

 「腹減った。」
と、私も孤独カットに…。

 中に入って座った席で
横の壁に絵が描かれていて

Welcome to Sukiya!
Sukiya is delicious!

という英語文もありました。
他の国の言語もあった
ようでしたが、

Sukiya est très délicieux!

 フランス語もあった!
「ベルばら」見られずとも
フランスにはご縁のある日
でした…一応。

 「ベルばら」と
「すき家」「牛丼」と
「孤独のグルメ」で
一句詠むってのも
スゴい組み合わせだろ!!


 …あれ?
味あっさりしてる?
去年入った牛丼の店って
吉野家の方だったんけ?

 さて、
私はその日から
今日までの内に
「ベルばら」映画を
見れたんでしよ〜か?