漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

音読みしただけ? でも…こういうの結構スキだ!🌞

2024年12月04日 19時37分24秒 | 積年の謎解きジャーニー
  【 関係者の相関図 】

  


 チューチェディの綴り、
ロバート・バートンの
「恋愛憂鬱症の解剖」では
Teuchedyとなってて、
それを翻訳者・斎藤美洲氏が
チューチェディ
したらしいです。

 バートンは
サミュエル・パーチャス
という牧師から編集者に
転身し、
1613年〜1625年に
出版した旅行記シリーズ
「パーチャス廻国記」
で大人気となった人物の
同作品からチューチェディの
話を知った
ようです。

 そして、
パーチャスはこの話を
ジョン・セーリスの
「日本渡航記」

元ネタにして書いたのだと
いいます。
そこでのチューチェディ
の表記は
Tenchedayでした。
読みは翻訳者・村川堅固氏
によるとテンケダイ。

 で、
ジョン・セーリスは
ウィリアム・アダムズ
(三浦按針)とテンケダイ
についての話をしていて、

「テンケダイに捧げられた
若い女性がどうなったかは
アダムズ氏にも分からない」と
「日本渡航記」に書いて
いるのでした。

 その渡航記の校訂・注釈を
したのが幕末〜明治の
日本で活躍した外交官で、
上記の4人に同じく英国人の
アーネスト・サトウ氏です。

 サトウ氏は
チューチェディの事を
天照大神だと
推測している
のでしたが、
今の所、
私にはその理由が
よく分かりません。

 が、
ひょっとしたら
天照大神
(アマテラスオオミカミ) の
「天照大」
の部分だけ取って
音読み振ってみた

だけな気もーー。


 ⛩️ And then
「言葉遊び」の道で迷ってみるという手もある?🌞
に続く

小泉八雲に肩透かし食らったので未完作品 (?) に強引にオチを付けてやった🐉

2024年12月01日 14時42分48秒 | 積年の謎解きジャーニー
 ラフカディオ・ハーン、
またの名は小泉八雲。
知名度高い昔話、
「雪女」「耳なし芳一」
ーーが収録されている
「怪談 (KWAIDAN)」の著者。

 明治23年に来日して
日本人女性と結婚したので、
その事が来年度後期朝ドラの
元ネタだという事です。

 八雲氏は来日する前、
既にベイジル・ホール・
チェンバレンという
言語学者が訳した
英語版「古事記」を読んで
いたようです。


 日本神話に興味が
あったというし、
チェンバレン氏と
サトウ氏は交流が
あったようなので、
その導線から八雲氏からも
何かチューチェディ情報
得られないかな?

と思いましたが、
無理そう。

 「怪談」の中にも
そういう話は無かったです。
図書館で借りた本は
八雲氏の英語作品の
日本語への訳し戻しで、
インパクトNo.1は
あの「耳なし芳一」でした。
 
 2番目に心に残ったのが
「鏡と鐘」という話。
寺の鐘の鋳造のために
鏡を差し出した若い女性が
後悔と執着と屈辱の中、
命を落とします。

 遺書には
「鐘を叩き割った
者へと霊力によって
大金を与える」と
あったため、
人々が続々と
寺の鐘を鳴らしに。
困った寺側は鐘を
沼に沈めてしまう
のでした。

 雰囲気変わって
その後の話。
お金に困った挙句、
沈んだ鐘の代わりに
手近な物を鐘に見立て、
「金が欲しい」
と叫んで叩いていたら
大金が得られた
という者が現れます。


  


 更にはそれを真似た
放蕩者の農夫が
白装束の女人から壺を
受け取るのでしたが、
八雲氏は壺に何が
入っていたかは
「私には言えない」と
ハッキリ教えてくれないで
ジ・エンドしてしまうの
でした。


 本体部分とは違い
ユーモアを漂わせてる
らしいので、
結末は「糞尿だった説」
があるようです。
その場合、
怠け者がラクして
儲けようとしたら
ギャフンな結末
あるある
です。

 しかしまあ、
これを肥やしとして
売ればそこそこお金は
得られるだろうし、

または、
それを期に心を入れ直し、
肥やしを使って
畑仕事に打ち込めば

いい作物が採れて
儲かり路線に乗れる
かもよ!

 だとしたら、
ある意味これも
「金」だった
という事に
なりますね〜ってか?!


⛩️ And then
音読みしただけ?
でも…こういうの結構スキだ!🌞

に続く

アーネスト・サトウとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)へもんくたれぞう🐉

2024年11月29日 09時36分49秒 | 積年の謎解きジャーニー
 この御二方、
サトウ氏は幕末、
八雲氏は明治時代に
日本へとやって来て
片や外交官、
もう一方は文筆家として
活躍しています。

 御二方とも
英・米語の文化圏に
属した上で日本文化にも
とても興味を持ち、
敬意を払って下さった。

 なので、
御二方のどちらかに
妖怪チューチェディの
謎を解いて頂けていたら
良かったのにな〜。

🤨😥🥲😓😞

 サトウ氏は
チューチェディを
天照大神なのでは?
と推測したようです。

 が、
ここでもう
「異議あり!」

To the best of my knowledge.
To the best of my recollection.
To the best of my understanding.

今の所、
天照大神が異様な程に
若い娘が大好きで、
「差し出せ」と人様に
要求して大層困らせた

という事の確たる証拠が
見つかりません!

 そもそも、
彼女は理想の女神。
女神の中の女神。
気品と優しさと
麗しさの最終形態。
八百万の神々の
頂点に立つ太陽神、
まさしく「輝く天の女王」
なのです。
🌞🌞🌞🌞🌞

 弟スサノオの
やんちゃを通り越した
残虐さにも耐え、
彼が引き起こす大事件で
遂に耐え切れなくなっても
暴力による報復では無く、
悲しみの中で
岩戸に籠もります。
世界は闇に閉ざされますが、
アメノウズメの踊りで
岩戸から姿を現し、
光が戻るのでした。

 その後、
追放されたスサノオは
7人の娘をオロチの生贄で
失った老夫婦の8人目の娘、
クシナダを救うため、
オロチを倒し、
クシナダを妻とします。

 この話からサトウ氏の
チューチェディ=天照大神
説が出たようです。


  


 そこから更に、
もしそうなら、
戦国末期に三浦按針が
自分より後に来日した
同じく英国出身者
ジョン・セーリスへと
日本神話の話をした際、
天照大神とスサノオが
セーリスへはごっちゃで
伝わってしまったのでは?

――という、
他の方のXで見た
英文学者の方の考察へと
繋がって行くのでしょう。

 一方で小泉八雲氏の方。
来年の今頃には既に
放映されてる朝ドラ
「ばけばけ」の
ヒロイン夫のモデル
としてクローズアップ
されて来ています。


 グズグズしてると
その内に図書館で
先行特集組まれて
代表作「怪談 (KWAIDAN) 」
他伝記等の関連本が
一角にずらりと並び
借りようとした時に
貸出中という事が
あるかもしれません。

 なので、
「怪談」はヒロイン発表直後
のタイミングで借りてみました。
何か手掛かりは
見つからないだろうかと
期待して――。



⛩️ And then
小泉八雲に肩透かし食らったので、
未完作品 (?) に強引にオチを付けてやった🐉

に続く
 

もう、片っ端から調べ潰してく?🐉

2024年11月27日 10時09分47秒 | 積年の謎解きジャーニー



 龍みたいな形の雲
を見た後には
いい事ある筈
なんだがなぁ、
私は。
  
 16話13ページでは
故gmproject代表が

 「水木しげる先生や
その他の妖怪の
専門家の先生方が書いた
妖怪百科には、
チューチェディなんて、
イタリアンな名の妖怪は
載っていませんでした~。」

 と書いていますが、
確かに 🤨
最寄りの図書館で漁った
日本の妖怪辞典には
何種類も見てみましたが
載っていませんでした。
👺👺👺

 本当、
カスってすら
いないくらいに
見当たらなかったのです。
📚️📚️📚️

 「ゲゲゲの鬼太郎」
を昭和の頃から
知ってる人、
子供の頃に
「まんが日本昔ばなし」
「ドロロンえん魔くん」
を見ていた人に聞いても
そういう名前は覚えがない
との事でした。

 「妖怪ウォッチ」でも
出て来た覚えないし、
…って、
そもそも子供向けの
妖怪かね?!


 また、

 「文章の感じから、
大蛇 ( おろち ) とか、
人食い狐の事のよう
なんですけど。」

 とも、
同ページに書かれて
ありましたが、

昔の日本が舞台

②家の屋根に白羽の矢

③若い未婚女性を
生贄に差し出す

④大蛇、龍、
その他の獣に食われる

⑤しばらくは地域に
平和が訪れる

⑥化け物を倒す英雄が
現れるまで②〜④が
繰り返される


 という、
いかにもな思考回路からも
いい加減抜け出した方が
いいのかも?
な気もして来ていた
のでした。

 それでも一応、
「全領域異常解決室」
とも関係あるんで
図書館から借りていた
本がありました。

 「古事記」の中には
天照大神とスサノオの姉弟関係、
スサノオのオロチ退治の話

もあったので、
読んでみたのです。


⛩️ And then
アーネスト・サトウと
ラフカディオ・ハーン
(小泉八雲) へもんくたれぞう

に続く


もう、この島サ いっ旦離れた方が良かねェ?🐉

2024年11月25日 19時22分04秒 | 積年の謎解きジャーニー
  


 むしろ伝説といったら、
ディズニーランドと並び立つ
「交際中の男女が行くと
別れる伝説」

がしつっこく残る江の島。

 弁財天様がやきもちを
焼くからとの事
らしいのですが、
↑冒頭写真の加工部分下の
お二人のような方々は
イッ杯来ていました。



  


 18世紀の初めに活躍した
フランスの画家、
ワトーが作品の舞台とした
ビーナスの生誕地
シテール島。

 江の島には弁財天様の
裸像 (拝観料必要)があり、
ご利益の中に愛と美も
あるそうなので
弁財天様は日本のビーナス。
そして江の島は
まさしく日本のシテール島。


 人身御供伝説が
あったとしても、

江の島縁起からすると
弁財天様と龍が
出会って結ばれたのは
6世紀のどこかの年の話。

 何ぼなんでも
聖徳太子が政治参加
していた頃には
もう行われて無かったって
事でしょう。



  


 5月24日の空は
時間的には夕方でも
まだ暮れては行かず、
時々翳りながらも
穏やかな陽射し。
まだ居よっかな〜
まだまだ居たいな〜
とは思いました。


  


 でも、
また同じ橋を渡って
駅前まで戻り、
窓から海が見える店で
ラーメンと餃子を
美味しく食べて
帰りました。
家に着くと
真っ暗な夜でした。

 そして、
タイトルの如く、
「もう、この島サ
いっ旦離れた方が良かねェ?」

と思いました。
ゼッテー違うよ。

 というか、
そもそも
チューチェディって名前
どこから来てんねん!?

Ha―?

 弁財天の大本は
河を神格化したインドの女神
サラスバティーだし。
どう変形しても
チューチェディには
ならんさにッ!



  


 そんじゃ
いっ体どうなんねん?!
と、
もう1つ買ったお守りに
「どうか解明に辿り着けます
ように」

と、
私はお祈りしたのです。
す・る・と――。


⛩️ And then
もう、片っ端から調べ潰してく?
に続く