漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

遅くなりましたが…一応無事をご報告

2011年03月22日 11時47分05秒 | その他
この二人は、
現時点で南仏プロヴァンスにいるので、
そこの名物を集めてみました。



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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ここん所1週間ほど、
お休み中だというのに、御覧になって下さっている方の人数が増えているので、
もしかしたら作者が地震の被害に遭って運悪く絶命したかも。
― と心配して下さったのかもしれないと思いました。

 もし、本当にそうだったら御免仕ったです。 
話と話との間で、いつもみたくフツーに休んでいたつもりだったのですが。
被害は部屋がとっ散らかり、パンとトイパーが買えずに焦ったという程度でした。
― と、一応御報告しておきます。

 自分の文を第3者の目で読むと、
何か予言めいた事書いているようにも見えますしね。
確かに続編を描いて行く事に関し、
何らかの困難な出来事がこれから起こるだろうというのを漠然と感じ、
不安に駆られてはいましたが、
その正体は ――

計画停電

―― 実は作者、東電さんが電力を供給している地域の住人なのでした。

「 ♪ ポンポンポンポーン ♪ 東京電力から、 明日の計画停電の お知らせを 致します。
第 * グループは、 午後 6時20分から 3時間ほど 行われます。 」

いや~今時話題の最先端ですな~。

 ― ってねー、
夜に停電すると2~3時間何もできんで、
近所一帯が原始的真っ暗闇で寝静まる以外なす術が無いし、
日中の停電だと会社の出勤&終い時間が変則的になって、
いろいろ調整が大変だし、
なによりまず生活そのものの将来が不安で、
それ以外の物に中々集中できんわっ!

 
 第20話、ネームでは、



ハリソンさんは、アヴィニヨンの橋の側で追憶にふけっていたのでしたが、
あまりに寒かったので風邪をひいてしまいます。



ニンニクを始めとするハーブまみれのプロヴァンス料理を前に、
ハリソンさんはこんな事を言っているのでしたが、



お菓子は平気で食べているので、
怒り爆発のマー坊とケンカになってしまいます。



でも、その後マー坊には、ハリソンさんのワガママを上回る頭に来る事が ―― 。


…と、いうような内容なんですが、
もしよろしければ、本描きの方、気長にお待ち下さい。

 まだ全てが終わっていなくて、これからさらなる大地震が来て、
その被害に遭うという訳で無ければ、
停電の合間に時間を見つけ出しては続きを描いて、
細々・地道にアップして行くつもりでいますから。

会える時を楽しみに待っているよ

2011年03月06日 13時24分56秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 2007年4月より4年間、
― 途中何度も休んだり、パソコンの故障等でUPが遅れたりもしましたが、
― このブログをほぼ定期的に続けて来られました。

 しかし、今回でストックがゼロになり、
これからは、描いては出し描いては出しにするか、
しばらくUPは休んで、ある程度描き溜めた時点でまた毎週決まった曜日にUPするかのどちらかに
するしかありません。

 これから作者は昼ごはんを食べて、
図書館へと次の話の資料を探しに行くつもりで、
できれば今日、次の第20話の表紙のカラー絵も描き始めようと思っています。
予定では次の話も最初の何ページかは、
抒情的な雰囲気を出すためにカラーにしようと思っています。

 今まで作画をしてくれていた尼将軍様、
この前言っていたような、 「 猫が出て来るOL漫画 」 がどーしても描きたいらしく、
それに専念したいようなので、また作者メインで作画せんといかんなとなりました。
幸いな事に、作者も尼将軍様とほぼ同じような画風で描けるように自然となっていたので、
御覧になって下さる方々にはあまり違和感を感じさせずに移行できるのではと思います。

 …まあ、ここで “ The End ” or “ Fine ” なんてする事もできますし、
そうすれば、 「 トリストラム・シャンディ風の壮大な話中頓絶 」 で、
筋も通るかもしれないし…後は、見た方々に予想させて ― ヒントも今までUPされた分の中に散在しているし。
― なんて事も考えましたが。

 でも、何があっても最後まで続行する事にしました。
最後までちゃんとプロット考えて、ネームも作ってあるしね。
スターン聖下の初代 「 トリストラム・シャンディの生涯と意見 」 は、完結しない事に意義があるけど、
作者の話の場合は、あくまで、

完結する事に意義がある

のです ―― 。


 何か作者さん、決意固いみたいね。

 所々で 「 自分は真面目で頑固者 」 みたいな事言っておったしの。

 何でも頑張り過ぎる事ないのよ。
仕事でもそれが裏目に出たって事もどこかで言っていたでしょ?
しばらく美味しい物でも食べて家族とも楽しく過ごしたらいいのよ。
今まで休日の楽しみも、このブログでいろいろと潰れていたんでしょうから。

 何かシャンディさんの履いている靴、
日本の女子高生も履いてるようなのだよ。

 まさか、 + 黒の長靴下かストッキングかタイツ履いてるとかか?
「 もし高校生の女子がスターンの 『 トリストラム・シャンディ 』 を読んだら 」 なんて事、
ある訳ねーだろってのっ!!

 こーゆうの好きな子って、
案外クラスの人気者で、
男子と一緒になってバカ騒ぎもできるけど、
彼と彼女には絶対なれんと思う。

 シャンディさん、シャドウがきつくて結局口しか見えないじゃない。
…これじゃ正体なんて結局分かんない。

 だから、ママン、前にも俺が言ったように、
ローソンのシャンディがハリソンを殺しに来るんだよ。

 でも、最後が殺人で終わるって雰囲気の話なの…これ?
そういうのって全体的にもっと暗くて冷たいとか硬いとかってのが混ざり合った、
「 悲壮感 」 が漂ってるんじゃないの?

 わしらでは手伝う事もできない以上、
再開を待つしかないんじゃろうな。



 それではまたお会いできる時まで。
もし最終回を知りたかったら、 「 坂の上の雲 」 の視聴じゃないけど、
それまで死ぬなよ。


イタリア料理も舌コピーして来ます

2011年03月05日 19時41分35秒 | 第19話/真の才能

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 何だか、ハリソンさん、今まで散々作者自身にまで、
― 特に人物紹介等でダメ人間みたいに言われて来てましたけど、

どこがダメ人間なんだか、だんだん疑問に感じて来た。

 願わくば、初代トリストラム・シャンディさんも作者のように、
ハリソンさんへの評価が変化してってくれればいいんでしょうが、
明日アップのページを見る限りでは、そのような気配はほぼありません。

 しかも、バカにしている人物から、切なる救いを求めている。
 
― っー、不可解だけど、家族や友人や恋人の間ですら案外よくある事をしているのでした。


 私、イタリアへは行った事ないけど、
スパゲッティはハリソンさんより絶対上手に作れる自信がある!

 うん、でも味は完全に日本人好みにだけどね。
それにスーパーで買った麺を茹でて、
同じくスーパーで買った缶入りのソースをかけて、
粉チーズとなぜか韓国のりの千切ったのをふっただけってヤツね。

 何言ってんの!
アサリとキャベツとニンニクのとか、
ホワイトソースのも時には作ってるでしょ!

 俺、エゲレスのジョークの本で、
エゲレス人の中にはスパゲッティの木に麺がなると信じているヤツがいる。
― つーのを読んだ事あるぜ。

 日本の小学生の中には、
魚が開きの形で海や川を泳いでいると思っている子がいるってのと同じ感じなのかな?

 ナポリ辺りでは、一行がトマトの味にも出会えるんじゃろうか?
現代のようなトマトとチーズのピザは物の本によると、
17世紀にはすでに存在したそうじゃ。

 私は昔の人は、 「 トマトを食うとガンになる。 」
って言ってたって話を聞いた事あるよ。

   今と全然逆な事言ってんじゃんよー!!

 確かに、欧米の北方の国ではそういう者達も多かったようじゃ。
それでそうでない事を証明するべく、
自ら公衆の前でカゴに大盛りのトマトを完食してみせた19世紀の軍人殿の伝説も、
アメリカにはあるそうじゃ。



 明日は、第19話完結編。
遂に初代トリストラム・シャンディ氏が出るゾ出るゾー。