漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

日常に忍び込むフランス伝来の食べ物⑨ ガレットブルトンヌ

2024年02月18日 17時38分37秒 | フランス伝来の食べ物



 これもまた
クイニーアマンに同じく
ブルターニュ発祥のお菓子。

 でも、こちらはずっと古く、
古代と中世の狭間の頃にあった
食べ物が元となって
でき上がって行った
お菓子のようです。


   


 そして、
タルトレットアプリコットと同じく
業務スーパーに売ってました。
輸入会社も同じ。

 前から店内にあるのは
知ってましたが、
税込200円越えしていたので
金銭的に余裕のある時に
買おうとチャンスを
狙ってました。

 


  
   


 これにも
タルトレットアプリコットと
同じマークが付いてましたが
こちらは MADE IN BRITTANY
とありました。

 ガレットブルトンヌの方が
個人的には合ってます。
バターの風味とテカり具合、
ガリガリサクッの
乾いた噛みごたえ。
口の中ではジワ〜ホロッと
あっけなく溶けてく感じが。

 原材料には詳しく書かれて
ませんが、やっぱり
ブルターニュ地方の伝統菓子
というならゲランドの塩

を使ってるんでしようか?




日常に忍び込むフランス伝来の食べ物⑧-2 続フロランタン

2024年02月11日 18時07分01秒 | フランス伝来の食べ物



 フロランタン風でもっと
気軽に食べられるのがこれ。
フロランタンみたいなケーキ。

 現在、Pascoが
春のプレゼント
キャンペーン中なのか、
どこのスーパーでも
パン売り場で特別扱い
されているよう。






 これも上はカリッと香ばしい。
下はねっとりとした甘くて
弾力性があるケーキ。

 それから
シャトレーゼにも
フロランタンの1個売りが
無いかと見に行ってみました。

 残念ですが
それは無くて、
箱に色んな種類の焼き菓子を
詰め合わせたのの中に
混じっているってのは
ありました。

 金額は1箱2千円台。
ショックでその日は
何も買わずにお店を
そっと後にして
しまいました。



日常に忍び込むフランス伝来の食べ物⑧-1 フロランタン

2024年02月04日 14時27分13秒 | フランス伝来の食べ物



 この形、
見覚えある方もいらっしゃる
でしようが、そう、





 マックスバリュの
スティックフロランタンでした。

これ、ずっと
買って食べたかったんです。

 大きさの割に高いんじゃ?
と今まで買った事ありません
でしたが、売ってない店舗も
出て来たので
販売終了の恐れもありと予想し、
買ってみる事にしました。

 上のカリカリで甘い
スライスアーモンド et キャラメル、
サックサクなクッキーっぽい土台。

 味からすると
(あくまでも個人の感想)
@127円でも妥当の金額でした。

 16世紀にイタリアの
メデイチ家一族出身の
カトリーヌ王妃(ノストラ
ダムスを贔屓していた人)
がフランス王家へと
イタリアのお菓子も
一緒に引き連れて来た
そうで、
その中にフロランタンも
あったようです。

 フロランタンは
「フィレンツェの」という意味で
フィレンツェはメデイチ家の本拠
トスカーナ大公国の首都でした。

 当時のフランスからは
今までこの国には無かった
誠にフィレンツェを象徴する
お菓子に見えたのでしょうか?

 ちなみに、
この物語の時代の1765年秋頃、
トスカーナ大公国は
ハプスブルク家の三男坊で
即位後間もないレオポルド大公
が治めていました。

 新大公はアントワネット様の
兄君で、後に神聖ローマ帝国
(オーストリア)の皇帝にも
なりました。

 ところで、
フロランタン食べてて
日本にも似たようなの
無かったっけ?

探してみたら









 おこしだ!

 他にも豆板ってのが
「ピーナッツ 固い 甘辛 日本の菓子」
と検索したら出て来ました。
こっちの方が見た目からして似てる?
これも昔食べた覚えありますが
名前は忘れてた。

 いずれにしても土台はいらん。
クッキー生地との合わせは
似合わなそう