漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

無花果欲しいが卵はいらん

2012年02月11日 20時14分02秒 | 第21話/薬包紙

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ハリソンさん、無花果を手に入れたいのと、
どう運んだらいいのかで葛藤していますが、
果たしてどうしたのでしょうか?
クレールさん、鋭い指摘かもしれませんな。

 またアップ予定から1ヶ月ほど遅れてしまいましたが、
今回の場合も、また作者の職人気質にもあるのですが、
地震騒ぎもあって、ふと自分がいつまで生きていられるのか
不安になった事も原因の一つなのでした。

 運の良し悪しについて書かれた本に関心を持つようになり、
何冊か読んだのですが、その中に 「 シンクロニシティ 」 について
書かれた本がありました。

 日本語のタイトルは、
「 シンクロニシティ 『 奇跡の偶然 』 によるきづきと自己発見への旅 」
という本で、著者はフランク・ジョセフさんという方でアメリカ人らしいです。

 その本の中に、 「 数字に関するシンクロニシティ 」 と 「 パラレルライフ体験 」 という章があり、
それを読んでいて考え込んでしまっていたのです。

 もしかしたら、自分もローレンス・スターン聖下が、
「 トリストラム・シャンディ 」 を9巻から先を書けずに亡くなってしまったように、
それ以降に、これに直接関連する物語を描く者も、
完成を見ずに死ぬという呪いが存在しているのかもしれない。
― なんてふと思ってしまいました。

 初代シャンディさん自身がまだ40巻の書物を書いて、
したい事や言いたい事も無限にある。 ― と、7巻で言っておきながら、
10巻を書かずに亡くなっているのです。

 もしくは真っ向から完成させたら死ぬかもしれないので、
英国の映画やマーティン・ローソンさんの漫画みたいに、
わざと未完っぽい内容で完成させるか、
完成する時期をできる限り延長して調整すればいいのだろうかとも。

 そんな時に丁度いい具合に、
男女両方の週刊誌やTVの情報番組では、 「 首都直下型地震 」 とか 「 富士山大噴火 」
についていろいろ騒いでいるし、
作者前にも書きましたが、東電さんの管轄区域なので、
もし本当にそうなったら生きてくだけで精一杯となるよーな場所に住んでて、
趣味で ( ― って言うか、スターン聖下的に 「 ホビーホースで 」 とか、
夏目漱石さん的に 「 物好きにも 」 って書くべきなんでしょうか? )
― ともかくも漫画描いてる場合じゃ無くなるんですよ。

 実際、上記の本を読んでいる間にも揺れを何度も感じましたし、
新聞に震度が載っていて、
「 やっぱね。勘違いじゃ無いんだ。 」
って思いましたもの。
空に地震の予兆となるような雲が無いかも毎日気になってしょうがないし。

 最近こういう人が増えているようですが、
自分も富士山が爆発したリアルな夢を、
去年でしたが見ちゃいましたからね~。


 次回の更新も出来次第。
マー坊が遂に決死のトイレ掃除を開始!
ハリソンさんが結局どうしたのかはもっと後に分かるので、
考えといて下さい。