漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

草花の絵をお土産に…

2011年02月27日 19時51分26秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 えーと、このページ、
3コマ目と4コマ目の間で、アンジェラさんがハリソンさんに無言でおじぎをして、
ハリソンさんが面喰ってドギマギしながらも、
やはり無言で軽く会釈をしている場面が省略されていますので、
ご可能な方は、ローレンス・スターン聖下調で脳内にて補って下さい。

 アンジェラさん、ハリソンさんと出会った頃は童女でしたが、
今ではすっかり大人ですから、お土産と言われてもはしゃがず、欲張ったりもしておりません。
ハリソンさんの趣味と自分の趣味が合致する事をお願いしているのでした。

 でも、ハリソンさん、
18世紀当時はワシントン条約他、動植物の他国持ち出しへの厳しい規制は無かったもんですから、
アンジェラさんになかなかロマンティックな贈り物ができるかもしれません。


 アンジェラさん、若いお母さんでうらやましいわねぇ。
娘と同じ職場の制服着てても似合っているし。

 17話とは違うデザインの着てるから、きっと冬服だね。
日本なら大名家のお姫様に仕えているのと同じだから、
親戚のお殿様に見染められればアレックスさん大出世なのにねー。

 「 そちの名は何と申す? 」
― 完全に 「 OH奥物 」 に毒されてんな!

 いや、だが将来そういう場面が本当に出て来る予定らしいぞ。

 ええ、でも猥褻なシーンは描かないと作者さん、断言していたでしょうに。

 俺は作者がポリシーをひっくり返しても全然かまわんけどな。
「 お渡り 」 のシーンを描けよ!


 ところで、昨日の切手自慢の話の続き、
オースティンさんの生誕200年記念切手なのですが。 
 


 左から、 「 ノーサンガー・アベイ 」 のキャサリン・モーランドさん。
「 プライドと偏見 」 のフィッツジェラルド・ダーシィ様。
「 マンスフィールド・パーク 」 のヘンリー&メアリー・クロフォード兄妹さん達。
「 エマ 」 のエマさんとお父さんのウッドハウス氏。


 ダーシィさん、昔NHKで放送されてたののコリン・ファースさんに似てないじゃない!

 でも、 ↓ ウッドハウスの父っつぁんは、ハリソンに似ているぜぃ!

 ぷっ、激似かも。

 本当に似てるよね―。




 これも実は小学生の時に父に買ってもらったんです。
当時は価値なんて全然分からずに。
何となく欲しいとか言っちゃったりして。
当時は切手集めがブームで、
切手専門の通販で売っていたんですが、
お父さん、ありがとー。

 …それから、 「 ガンダム 」 の記念切手も公開。
実は当時、あんまりちゃんと見ていなかったんだよな~。
自分の感性では、 「 一休さん 」 の方が面白かったんでさー。
現在ガンダムがこんなに絶大な権勢を誇るようになるとは、
中学生の作者は全く予想していませんでした。



  こりゃ、あれだね。将来マニアに売ろうって魂胆で買ったんだね。

 完全に不純な動機でだな…ファンに失礼じゃないか!
それにここって、そもそも切手自慢するためのブログなのか?

 作者のホビーホース ( 趣味 ・ 御宅騎 ) も伝えるという意味では、
全くの場違いでは無いのかもしれんぞ。



 次回の更新は、3月5 ( 土 ) ・ 6 ( 日 ) 日の予定。
次週は、遂に初代トリストラム・シャンディさんがカーテンの陰の、その姿を現す!

本場のお土産を買って来るよ

2011年02月26日 19時34分53秒 | 第19話/真の才能
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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ハリソンさん、1765年の10月初旬にロンドンへと戻り、
年が明けてから出版予定の本の原稿を書店へと届け、
スタンデイジ親子さんに挨拶を済ませて、
フランスのカレー港へと向かう船に乗れるドーバー港へと乗合馬車で向かいました。

 ロンドンでもラモー ( 1683-1764) さんだのクープラン一族 ( 17世紀~19世紀に活躍 ) さんだの、
バルバストル ( 1727-99 ) さんだのコレット ( 1709-95 ) さんだの
…ドメスカ ( 1685-1757 ) さんだのガルッピ ( 1706-85 ) さんだの…といった、
鍵盤音楽の楽譜は手に入ったかもしれませんが。

 輸入物を買うのと、直接外国行って買うのとではやっぱ違うんでしょうね。
英国の18世紀起源物では、ウェッジウッドさんとこのジャスパー・ウェアとかが、
運良ければ日本の地方の町のデパートでも売ってるようですけど。

 …作者はツルッツルの陶磁器でないとコーヒーが美味いと感じない、
逆にツルッツルならば100均物でも、何かの景品物でも全然満足なので、
ジャスパーさんを買おうとは思いませなんだが。

 そんな事を書いていたら思いだしたのですが、
父に貰ったミントンさん ( 18世紀末創業 ) 製の乾電池入れて使う置時計、
装飾性の方を重んじて作られたのか、
時間が狂いやすいので、いつの間にか使わなくなりましたが、
今どこにしまってあるのか忘れてしまいました。
お父さんメンゴ。

 それから、フランスに行った時、母に買おうかどうか迷って、
サン・テグジュペリ ( 1900-44 ) さん自筆の絵を元にした、
「 星の王子様 」 の切手を結局買わずに帰ってしまい、
母はその事自体を知りませんが、
その事は私の残りの人生の間中悔いる事となるでしょう。

 昔、日本でアニメ化された事があって、母はそれが好きだったんです。
特にボーイ・ソプラノで歌われる主題歌が。
もしかしたら、 「 TVのあのカワイイ絵と違うじゃん。 」
― とか言われるかもしれないと思い、
結局買わなかったのでしたけど。

 …なんて事も思い出してしまいました。

 ガンダムの記念切手はチャッカリ買ってるくせにねー。
ちなみに、作者が中学生の頃、アムロ君が主人公のがTVで放映していました。
チェッ、年取ったよなー。


  ↑ もしよかったら、ガンダムの俺にも見せちくりー。

 でも、作者はジェイン・オースティン殿の記念切手を持っている事の方が自慢らしいのじゃ。

 私はそっちの方が見たいわ!
「 プライドと偏見 」 にちなんだ絵柄もあるのかしらね?



 今日の続きは明日。これでやっと夕飯のカレーとトマト&キャベツのサラダが食べられる。


夕暮れ時のシャボン玉の如し

2011年02月20日 18時01分40秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *


 初代トリストラム・シャンディさんときたら、
ついにこの話の真っ只中にもぐり込み、
作者を押さえて筆頭ナレーターの役に就任してしまいましたよ。
恐るべし恐るべし…。

 2コマ&3コマ目のバックには、ジョン・スタンレイさん ( 1712-1786 ) 作曲の、
「 アンダンテ ヘ長調 」 という曲を脳内で流しながら読む事ができたら、
さらに雰囲気が盛り上がる事でしょう。
この曲、ジョシュア・リフキンさん指揮のアムステルダム・コンセルトヘボウ室内管弦楽団演奏の、
「 ヘンデル オルガン協奏曲集第2巻 」 の中に、
ピーター・ハーフォードさんのオルガン独奏で入っています。

 話の順番としてはこの後で、ハリソンさんがウォルポールさんにパリで出会い、
リヨンではハモンドさんと出会うという ― 苛酷な運命のネクスト・ステージの始まりで、
一時の幸せはタイトルの如しなのでした。

 …そして未来には、シャンディさんとのこんな感じでの対決が控えていますし、



 シャンディさんと別れ、自分の文を書き続けるために、こんな試練も受けなければなりません。




  ↑ って、去年の今頃カラーであった、ウォルポールさんが、 「 ハリソンさんの正体がバレて酷い目に遭えばいいのに。 」
と妄想した場面が本当になっちゃったって事?

 生卵ぶつけられてるみたいだしね…。 

 でも兄貴、いざ「 正夢 」 となっちまったら、
さすがとビビっているみたいだぜ。

 で、ベタなんだけど、心入れ替えてハリソンさんを助けてやれればいいのにね。

 その前にハリソン殿、
シャンディ殿を嫌い抜いているアラベラ殿との問題も解決せにゃならんだろうに。




 ↑ この場面は、次の第20話に出て来る予定です。

 次回の更新は、2月26 ( 土 ) ・ 27 ( 日 )日 の予定。
 

滅びゆく時代からの脱皮

2011年02月19日 19時02分53秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 ハロルドさん、― て~事は細かいデータ取っていた本当の理由は、
お舅さん with お側衆に対して、
知識のひけらかしやY談つー、オッサン受けする内容から、
―― 情緒的でロマンティックな路線へとハリソンさんを転換させるために突き付ける、
証拠集めをしてたって事かいな?
―― 大どんでん返しだったって事かもしれないって事かいな?

 時代はハロルドさんが言うように、
理知と猥雑の時代から感性と簡素さを求める時代へと段々に変わって来ていました。
第14話でもアラベラ・キャンベルさんが力説していましたが、女性読者&女流作家が増え、
出版界に大きな影響力を持つようになった事も原因でした。

 初代トリストラム・シャンディさんが優しい心を持ちながら、
様々な革命が次々と起き、大きく変わって行く世の中で、
理知と猥雑の滅びゆく世界側の最後の作家として抵抗し、
やがては敗れ、謎を残して消えて行ったのはなぜだったのでしょうか?


 えっ、でも知識のひけらかしとY談って言うなら、
今の日本のオッサンの週刊誌の世界にだって、
ちゃんと生き残っているぜ!
だからこれは男の世界の正しい継承すべき伝統なんだよ。

 5巻と6巻は、確かに女性読者が読破しようとするにはキツイ所が多々あるかもしれんの。
ル・フィーヴァー中尉殿と息子殿の話は、
主人公の冗談を削除すれば 「 泣ける話 」 としていいかもしれんが。

 6巻のトゥビーとトリムの模擬戦闘の場面、
戦国時代とか幕末の合戦なら結構好きなんだけどなー。
…二人が実は意外にイケメンで、愛があってとか妄想して読んでも…退屈だよな。

 またそのテなのね…。
何かあの二人、…日本にも中東戦争とかで模型作ってワイドショーで解説していた人達がいたけど、
あの人達と同じ種族なのかしら?

 確かにいたのぅ。
軍事評論家殿らが。



 今日の続きは明日。

ソウルメイトなのかも…?

2011年02月13日 15時55分26秒 | 第19話/真の才能

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 第14話 「 黄昏のエア 」 終盤に初登場した時、
このベケット書店出版責任者さんの名前や細かい設定が決まっていませんでしたが、
名前はハロルド・ベケットさんで、
社長さんの娘婿さんという事までが決定しました。

 ハリソンさんにネチネチと絡んで、
ハリソンさんが背中を押してほしい方向へは決して押さずに、
No, on the contrary, ハリソンさんを絶句させ、
書いてるこっちまで不愉快になって来たくらいなのでしたが。

 …御覧になっていた方々はいかがでしたでしょうか?

 でも本当は、書店内の方針に対して彼なりに心を悩まし、
結果、ハリソンさんには心を鬼にして接していたようで、
ここでハリソンさんと本当に心が通い合ういいきっかけになり、
実はソウルメイトだったりとかして、
ハリソンさんの、それからこの人自身の運も開けてくればいいのですが。

 でもそうなると今度は、
ハリソンさんと初代トリストラム・シャンディさんとの間で、
次第に進路が食い違って来て、最後にはかなりハードな争いとなる予感が ――。

 読者には各所で散々、

「 予想してみて下さい。 」

と促しているローレンス・スターン聖下も、 「 トリシャン 」 と 「 怪奇 」 が結び付くとは、
思っとらんかったでしょうな。

 実際、聖下が書いたお話では、いくらごたまぜ小説と言われても、
ホリー・ウォルポール兄貴がゴシック・ロマンスのジャンルを発明した時期と同じくしていても、
そっちの要素は入っていないようだしね。

 ホリー・ウォルポール兄貴の事も、
この物語のホラー要素盛り上げ要員として、
トリシャン批判者の一人としての1回こっきりのゲスト出演者から、
準主役級の一人へと格上げしたんだよな~。


 ハロルドさんとハリソンさん、「 江 」 の織田信長さんVs.明智光秀さん
みたいだったもんね~。
「 お前がいったいどんな働きをしたというのか? 」
なんて言われたりとか、
現領地を没収されて、代わりに欲しいだけやるからこれからどこどこを攻めろとか…。

 信長ドSかっ?!
人前で手すりに頭押さえつけられて、
光秀神経症状…あれよりはマシだったってゆーか。

 でも、同じような事されても秀吉の反応は全然違っていたぜ。
ドMなのか?

 徳川殿もむごい扱いを受けた事があったが、
反応が違っていたの。

 ウォルポールさん、ネームでは、 「 リング 」 の貞子みたいになってたよ~。

 わたしはあの人、この話のBL要員なのかと思ってたけど、
今は、水道橋で出会った美形の方がそっち方面で妖しげだと思う。

 あんた、そーゆーの本当に好きだよねー。


 次回の更新は、2月19日 ( 土 ) ・ 20日 ( 日 ) の予定。
ハロルドさんとハリソンさんの話の続き。

大きくなったら欧州大陸旅行に行けるよ

2011年02月12日 16時31分12秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



  シンプソン家の子供達、
クリストファー君は、両親の経済状態次第、
妹のサリーちゃんは、お婿さんの経済状態&お人柄次第で、
18世紀当時良家で流行の大陸旅行へと行けるんでしょうな。

 テルソン銀行本店は、チャールズ・ディケンズさん ( 1812-70 )の 「 二都物語 」 にも登場します。
ロンドン・シティのテンプル・バーという関所のような建物内にあったそうです。

 森護さん著の 「 英国史のティータイム 」 という本によると、
その建物には、史実上ではチャイルド銀行さんが入っていて、
王室や著名人の方々がお得意様だったとの事です。
チャイルド銀行さんがテルソン銀行のモデルなのかどうかは、
まだ確認できていないのですが。

 「 ヨリック氏の説教集 」 は、この物語では、
「 トリストラム・シャンディ 」 の中に出て来る、
ヨリック牧師さんが書いたという設定のスピンオフ作品です。
ハリソンさん、 **** さんみたいな感じで書いて、
書店へと原稿を納めに来たんでしょうか?


 ハリソンさん、自分のお友達がお金出すのに、
そんなに気楽に言って、期待持たせちゃっていいのかな~?

 欧州大旅行なんて、作者と同じバブル世代かそれ以上の年代なら共感できるのかもしれんが、
今時の若者には想像を絶する贅沢にしか見えんわ。

 **** には、中学生の頃に流行ったあの名前が入るの?



 今日の続きは明日。 

旅費は渡りに船で

2011年02月06日 19時07分28秒 | 第19話/真の才能

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  ハリソンさん、甥のジョージさんのお陰で節約旅行ができそうですが、
帰国後、テルソン銀行ロンドン本店から借り越し分のご入金催促状が来てしまうのでした。

 …ホント、ハリソンさん、お人好しな上に、真面目で努力家で几帳面な一方で、
鷹揚で大雑把という矛盾した面を併せ持つもんだからこうなる。
―― そういう所も、初代トリストラム・シャンディさんに見込まれて、
2代目を託されてしまった理由なんでしょうな~。

 ジョージさんの至れり尽くせりの親切が、
ハリソンさんをナポリの乱痴気城へと向かわせ、
不幸なアルドンサ姫とめぐり逢わせ、
「 ラ・マンチャの男 」 役を引き受ける事となり、
続いてローマでは大騒動を引き起こして、
〈 ローマの水戸光圀公 〉 に助けてもらう羽目になるのでした。


 じゃ、ローマの助さん格さんも出て来るって訳?

 ♪ じーんせい楽ありゃ苦はいらねー ♪
若いお姉さんのお色気入浴シーンも欲しい所だに。



 次回の更新は2月12日 ( 土 ) ・ 13日 ( 日 ) の予定。

ベケット書店のキツ~イ店員さんとハリソンさんとの和解の話です。 

 


この心の旅路の始まり

2011年02月05日 15時27分07秒 | 第19話/真の才能

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* * * この物語は、基本的にはフィクションです。 * * *



 そういえばこの話、フランス・カレー市の英国ホテルへと、
マー坊が就活に来て、ハリソンさんが飛び起きる所から突然始まっていたのでした。

 で、今日のアップ分からそもそもの元に戻って、
ハリソンさんがフランス・イタリア旅行に出発する所が描かれる事となります。

 ジョージさん、ベルギーでは、15世紀の画家ファン・アイク兄弟が描いた祭壇画の実物を見て、
パリで仲良くなったウォルポールさんとその話で盛り上っちゃうのかもしれません。

 エリーズさんが最後のコマで言っている近所のレース工房のオーナーさんって、
ランズバーグさんの事なんでしょうな。
ランズバーグさんはウォルポールさんと仲良しなので、
ジョージさんは紹介してもらえたって事なんでしょう。

 シンプソンさん一家もヨーク州にあるジョージさんの家へと
ハリソンさんと一緒に来ているのでした。
1コマ目の子供2人は、13話にも出て来たマイケルっちとべリンダさんとの子供達と飼い猫カンデイ君です。

 べリンダさんとエリーズさんは、
出身階級も商家の娘っ子と同じ、話のテンポが合いそうなので、
フツーの人達よりは高尚な内容なのかもしれないけれど、
町方の奥さん達の井戸端会議と大して変わらないノリで、
菓子+紅茶同伴で、飽きもせずに何時間でもキャッキャとお喋りするんでしょう。
そして、まいけるっちさんはそれを横目でウザそ~に眺めながら、
本か雑誌か新聞でも読んでるんでしょうな。

 ところで、初代トリストラム・シャンディさん、
先週は、大理石模様のカーテンの陰に隠れて声のみの出演でしたが、
本当の姿はどうなんでしょうか?

鼻がぺちゃんこだから出たく無かったって事なんでしょうか?
それとも、顔なんてどーでもいーけど、
積年の心の傷が癒えずに引きこもりだからとか?

 …でも、それならなぜハリソンさんの行動を逐一知ってるかのような事言ってんでしょうか?

 今話の最後にもう一度出て来てくれるかもしれませんが、
カラーページの左手以外にも一部でいいから見せてほしい物です。


 今日の続きは明日。