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 漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

この謎解きに関して言えば、トンチキ大河ドラマでも凄い資料となる🐲

2025年03月27日 21時28分38秒 | 積年の謎解きジャーニー
  


 「チューチェディ弁財天説」
を一旦信じてみようと
江の島へと行ってみて、
半分以上観光を楽しんで
しまったのが去年の春。

 17世紀の英国人の方々の
文から何となく浮かび上がり、
連想してしまう
生贄→人食い大蛇
(または龍)

の図式。

 駿河とお江戸の間で
そういう伝説の場所が
あるとしたら、
そりゃ、江の島やで!!
…となっても
全然普通で自然、
不思議では無いです。

 そして、
江の島には1192年に
あの北条パパがやって来て
岩屋でお籠りをしたようで、
確かに「太平記」にも
それが書いてあったのを 
古文の形で読んで
確認しました。

 子孫繁栄を祈る
北条時政の前に
白と緑の衣を重ね着した
女官姿の美女が現れて
時政の前世の徳を伝え、
大いに子孫が栄える事、
そのために今後気を付ける
べき事も告げた後、
大蛇に変身して去る。

 …その時に
残して行った3枚のウロコが
鎌倉北条氏の家紋・
三つ鱗のデザインのもとに
なったという話。

 17世紀英国人の謎文には
チューチェディが月イチで
捧げられた美女と交わり、
「その後ウロコを
落として行った」

とあるので
「太平記、出て来るよウロコ!
これだ!これだッ!!」


 …という流れなのでしょう。

 でも、
私分かっちゃいました。
謎文が「なぞらえ」だって事を。
だから、
小泉八雲サンに肩透かされた
ように思った事も
結果としては決して
無駄では無かったのです。

 「太平記」は
かなり前に大河ドラマ化
されてるようですが、
同じ大河ドラマでも
もっと近い所で
一昨年に放映され、
やれトンチキだのBLだの
ファンタジーだのと
大不評だった
「あの作品」
の方が
チューチェディの正体の
謎解きには素晴らしい資料、
もう、本当に私にとっては
非っ常に役立つ
絶賛すべき作品
なのでした。

 いや〜、
何だかんだ言われてたけど、
私は1年間見てて良かったな〜。

 もっとも、
「太平記」の主演は
真田広之さんとの事なので、
全く繋がりが無いって訳じゃ無い
んですがーー。


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