「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

雌阿寒岳登山記(1998.7.19)

2017年08月20日 | 思い出
 7月19日の朝、宿泊のテントから外を見ると、晴れ間があって、まあまあの天気だったと記憶しています。しかし、斜里岳はやはり雲の中で山容は見えませんでした。
 
 予定通り清里町を出発し休憩なしで一気に雌阿寒温泉の登山口に到着し、登山を開始しました。午前10時40分と当時のメモに記してあります。登山道は大きな木の根などが複雑にからまっているところもあり、やや歩きにくかったような感覚が残っています。

※北海道新聞社刊の登山ガイドマップです。



 この写真は、おそらく森林限界を過ぎてはい松地帯に出たあたりだったと思います。眺望が一気に開け天気も良いので気分が上々となりました。写真の奥にはオンネトーの湖面が見えています(^^♪



 ここは雌阿寒岳の噴火口のヘリ辺りから、火口の中が見えるところです。



 そして雌阿寒岳の噴煙です。その右側にチラリと阿寒富士の山肌が見えています。



 山頂(1499m)での記念写真です。



 これは、阿寒湖畔と雄阿寒岳だと思います。



 再び雌阿寒岳の火口と噴煙です。手前の丸い水面?は「青沼」です。太陽の位置とか見る角度によって、青い色の水面に見える時があるようです。



 ところで、この数年後だったか、この火口の噴煙の噴出が強くなって、入山規制が引き上げられました。その後はレベルの変更を何回かやっていたようです。
 直近の警戒レベルを調べてみましたが、2015(平成27)年7月28日に警戒レベル2へ引き上げ、7合目より上に立ち入らないこと、となっているようです。とすれば、この時になかなか貴重な景色を見られたのだと思います。


 戻りはオンネトーの登山道を使い、午後3時40分ころ登山口に下山。雌阿寒温泉まで徒歩で戻り、温泉に漬かりました。そして車でオンネトーのキャンプ場に向かい、テント泊をしました。

 この写真は、7月20日に三国峠経由で旭川に帰る時、阿寒湖畔沿いに車を走った時に撮ったものです。写っているのは雄阿寒岳だと思います。



 こうして思い出をたどってみると、天気に恵まれた登山行だったと思います。斜里岳に登れなかったのは残念ですが...この先に古希の記念にでもトライしてみるか、とも思いますが。