「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

名・老バーテンダーの逝去を悼む

2011年01月30日 | お酒
この名刺のお店は、今はもうありません。記憶では、2001年の秋ごろ閉店したように思います。


1月28日夜、サンロクのバーでイベントの打ち合わせ会があり、出席しました。打ち合わせの合間に、バーのオーナーが「川村さんが亡くなって、お参りして来ました。」という話しをされたので、思い出したのです。




この「オールドパル」のオーナーバーテンダー川村徹夫さんですが、当時は70歳前半でお店をやっていて、私はちょくちょく飲みに行ってました。写真は撮っていませんでしたが、飄々として年齢に相応しく枯れた雰囲気のバーテンダーでした。1995年頃の当初はユニバーサルビルで営業していましたが、そのビル自体が営業を停止したため、このライオンビルへ移転して来ました。7、8年通ったバーでマスターと色んな話しをしながら酒を飲みました。

中でも思い出の銘柄としとて、この「グレンドロナック」を最初に飲んだ時に感激したことは忘れられません。(これは、その時のボトルではありませんが。)本当に美味しいと思いました!!




そしてこれは、思い出の品というか形見というべきものです。オールドパルを閉店する前に川村マスターが私に「持って行きたい物があれば言って下さい。」と言われて、それではこれをと、頂いたもので今は自宅で飾り物に置いてあります。


これは、当時、ギネスビールの業務用ボトルというのがあって、ジョッキに注いでからこれで泡を立てるものでした。






私にとって思い出に残る名バーテンダーさんでした。慎んでご冥福を祈ります。