ギャラリー三昧

ギャラリー觀
〒963-8002 福島県郡山市駅前1-6-5
http://www.gallery-kan.com/

うるしを楽しむ会

2018年02月26日 | 日記

2018年3月2日(金)-12日(月) 6日(火)定休

陶磁器の普及以前、器としてずっと使われてきた木椀。
特に東北は近代まで木椀を多用する文化が残っていました。...
持っても熱くなく冷めにくい、そして軽くて丈夫、料理を盛ってもよく映えます。
また、割れや欠けができた場合は金継で補修しながら長く愛着を持ってお使い
いただけるのも楽しみのひとつです。
人肌に心地よくあたたかい漆、お手に取ってゆっくりご覧いただけましたら幸いです。

椀、皿、鉢、ボウル、カップ、猪口、杯、盆、折敷、重箱、弁当箱、箸、棗、香合、香水瓶、アクセサリーなど

※ 椀や皿の形、漆の塗り、蒔絵や螺鈿などの加飾等、オーダーも承ります。 作者在廊時にお気軽にご相談ください。

石原晋
会津の木地師三代目。木地はもとより漆塗りも自ら行い木目を生かした
拭漆、黒拭漆を中心に。普段に使いやすい汁椀、飯碗、スープボウルなど多数。

4・10・11・12日の午後在廊

照井克弘
会津塗の代々蒔絵師の家に生まれる。伝統蒔絵を得意としながらも
現代に合う抽象具象紋蒔絵も手掛けます。

3・4・11日の午後在廊

冨樫孝男
木曽の塗師佐藤阡朗さんに師事、自家精製の漆にこだわり妥協のない
誠実な仕事に定評があります。変わり塗や漆絵、鉄錆、螺鈿と制作の幅は広いです。       
お弟子さんの青柳彩子さん、原田麻衣さん、菊地遥香も出品致します。

2・4・9・10・11日の午後在廊

イベント

~漆刷毛製作 内海志保さんの~「漆で食べるスパイス料理の会」

3月3日(土)18:00~ 定員20名 会費3,000円 要予約

手食であるインドでは、まず指さきで食べ物の感触や温度を感じ、口に運びます。木の器を使う私たち日本人も、食べ物のぬくもりを器を通して手のひらで感じるとき幸せな気持ちになりますね。
きらびやかな蒔絵、素朴な木目、キリッとした黒や朱…実は漆器の持つ特徴はどれも艶やかな野菜たちが踊るエスニック料理にぴったり!さあ、漆器でカレーを食べましょう!あ、ターメリックの色がついてしまわないのも漆器の良いところですね♪

内海志保(漆刷毛製作)

1990年会津若松生まれ。大学農学部時代地域資源に興味を持ち地元会津の伝統産業である
漆器を調べ始めたのがきっかけで漆刷毛を知る。漆刷毛師田中信行氏のもとで3年間修行。
2016年12月会津の自宅にて作業を開始。
現在は製作をしながら刷毛の材料となる髪の毛の収集を呼び掛ける「漆刷毛ヘアドネーションプロジェクト」,インスタでスパイス料理を手持ちの漆器に盛って食べる「うつわとスパイス研究会」に取り組む。スパイス料理フリーク。

 


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