ギャラリー三昧

ギャラリー觀
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ピクサー展

2006年09月03日 | アート・文化

昨日、市立美術館で行われているピクサー展のオープニングに招待され行ってきた。オープニングにはアメリカ ピクサー・アニメーション・スタジオのスタジオアーティストの皆さんも参加されていた。

ピクサーといえば、ボク的に「モンスターズ・インク」「Mr.インクレディブル」などのコンピューター アニメーション作品というイメージが強いのでどんな展示か楽しみにしていたが、ピクサーのスタジオ・アーティストたちが「昔ながらの道具」鉛筆・ペンマーカー・糊・鋏・粘土などで基礎になる作品を作っているのに驚かされた。彼らはアニメーションの世界観、キャラクター・ストーリーなどすべてが集約されている映画の事を「ショー」と呼んでいる。この展は「ショー」の舞台裏が紹介されていた。

昔ながらの表現方法でストーリーとデザインを膨らませる事なしでは考えられない、という事を痛感させられ、チョット意外な側面を見せられた展覧会だった。もっとコンピューターの上で作られているイメージが強かった。

「芸術は、テクノロジーの限界に挑み、テクノロジーは新しい芸術を生み出す。」 ピクサークリエイティヴ部門副社長 JOHN LASSETER