ひまわり博士のウンチク

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ふざけるな!!! TBS「JIN-仁-」

2009年12月20日 | テレビ番組
 こういう裏切りは許せない。

 TBSドラマ「JIN-仁-」は、連続ドラマではぶっちぎりの視聴率を誇る人気ドラマで、実際おもしろかった。
 しかし、それに水をさすような最終回! 
 何なんだ!これは!!!
 
 予告では「これですべてが終わる」だった。
 ところが、何も終わっていない。
 
 病院から逃げ出したのは誰なんだ?!
 胎児様腫瘍とは何なんだ?!
 ミキさんは結局どうなった?!
 仁と咲はこれからいったいどうするんだ?!
 坂本龍馬はどうなる?!
 消えた写真はどこに行った?!
 平成22年の十円硬貨の意味は?!
   etc.etc.
 何にも解決してないし、何一つ終わっていない。
 「これですべてが終わる」なんて大ウソだ!
 
 しかも、しかも、しかも!

 3月に劇場版クランクインだと!
 ?ここに注目!
 テレビ朝日系『仮面ライダーディケイド』がこの夏同じことをやって猛烈批難を浴びたばかりだというのに、何をやっているのか。
 せっかくの人気ドラマが台無しだ。
 そんなことをやるくらいなら、20回でも30回でも続ければいい。
 
 最近の医学は「医は仁術」ならぬ、「医は算術」と言われるけれど、『JIN-仁-』も結局は算術だった。
 ただでさえ、TBSは評判を落としているのに、これでさらに地に落ちた、どころか地獄落ちだ。
 
 ぼくが学生時代、シナリオの研究をしているとき、柳沢類寿というセンセイに、観客を裏切るようなシナリオは絶対に書いてはいけない、と言われた。
 山本薩夫さんもそんなことをいっていた。
 近頃のシナリオライターやテレビ局は、モラルも何もあったものではない。
 
 最低である!
 そうか、「誰も知らない未来へ」という、最終回の予告キャッチはこういうことか。
 たしかに誰も知らない未来にしやがった。
 
 それにしても、映画が完成したら見に行かなきゃならないだろうが、バーロー!
 
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