12日夕方5時から、先日録音したナレーションのダビングを行った。
スタジオは新宿御苑千駄ヶ谷門のすぐそばで、通りかかった時間には、園内から閉園の音楽が聞こえて来ていた。
千駄ヶ谷門から見える御苑の銀杏が、見事に色づいている。
ダビングの機材が昔とはまったく違うことに驚く。とにかく音が目に見えるのだ。
音波が画像になって現れるから、不要なノイズなどは、目で見てわかるので、その部分を選択して削除すればいいという。
昔ならノイズが入るたびに録音し直したものだ。
「すいませ~ん、リップノイズ入っちゃいました。オンリーでお願いしま~す」
なんて、ダメ出しは今ではないんだろう。
同じ音を繰返すのも、コピーペーストでいい。
かつては、マスターから再録を繰返したものだから、どうしても音が劣化する。素人が聞いてわかるほどのことではないが、それでも気にはなった。
6ミリの録音テープを使っていたころは、テープレコーダーで音を確認しながらテープをはさみで切ったり、つなぎ合わせたりしたものだから、コンマ数秒のタイミングをとるには、それ相応の技術が必要だった。
ダビングが済むと、側に置かれたくずかごの中は、切り刻んだテープの残骸でいっぱいになる。いつも、もったいないなあと思っていた。
それが今は、録音テープなんか使わない。モニター上でなんでもできる。
くずかごもいっぱいにはならない。
確認再生時間を含め、2時間半で、約40分のダビングが終わった。昔なら半日かかっただろう。
しかも、録音テープなどの消耗品がいらないから、経費も安くすんでいるんだろうなあ、きっと。
さて、後はたくさん売れてくれることを祈るばかりだ。
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