ひまわり博士のウンチク

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ダビングの日

2009年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム
Gyoen1
 
 12日夕方5時から、先日録音したナレーションのダビングを行った。
 スタジオは新宿御苑千駄ヶ谷門のすぐそばで、通りかかった時間には、園内から閉園の音楽が聞こえて来ていた。
 千駄ヶ谷門から見える御苑の銀杏が、見事に色づいている。
 
Studio
 
 ダビングの機材が昔とはまったく違うことに驚く。とにかく音が目に見えるのだ。
 音波が画像になって現れるから、不要なノイズなどは、目で見てわかるので、その部分を選択して削除すればいいという。
 昔ならノイズが入るたびに録音し直したものだ。
 
 「すいませ~ん、リップノイズ入っちゃいました。オンリーでお願いしま~す」
 
 なんて、ダメ出しは今ではないんだろう。
 同じ音を繰返すのも、コピーペーストでいい。
 かつては、マスターから再録を繰返したものだから、どうしても音が劣化する。素人が聞いてわかるほどのことではないが、それでも気にはなった。
 
 6ミリの録音テープを使っていたころは、テープレコーダーで音を確認しながらテープをはさみで切ったり、つなぎ合わせたりしたものだから、コンマ数秒のタイミングをとるには、それ相応の技術が必要だった。
 ダビングが済むと、側に置かれたくずかごの中は、切り刻んだテープの残骸でいっぱいになる。いつも、もったいないなあと思っていた。
 それが今は、録音テープなんか使わない。モニター上でなんでもできる。
 くずかごもいっぱいにはならない。
 
 確認再生時間を含め、2時間半で、約40分のダビングが終わった。昔なら半日かかっただろう。
 しかも、録音テープなどの消耗品がいらないから、経費も安くすんでいるんだろうなあ、きっと。
 
 さて、後はたくさん売れてくれることを祈るばかりだ。
 
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