グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

「キュッパ」

2015-09-14 14:50:27 | デザインいろいろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
東京都美術館で開催されている「キュッパのびじゅつかん」展に行ってきました。「キュッパ」というのは丸太の男の子。森でいろいろなものを集めてくるのが大好きで、彼の部屋はそういう拾って来た物でいっぱいになってしまいます。それらをみんなに見てもらうように博物館を開いたお話が「キュッパのはくぶつかん」。ノルウェーのオーシル・カンスタ・ヨンセンという人が描いた絵本です。何年か前にこの絵本を読んでいたムスメは「行きたい!」

そのお話をベースにした今回の展覧会は、「キュッパのはくぶつかん」ならぬ「キュッパのびじゅつかん」。会場には「キュッパのはくぶつかん」にありそうな様々な物(ほとんど不要そうなもの)が陳列されています。




ボタン、マツボックリ、クリップ、陶器、瓶、缶、古いカメラ、クレヨン、色鉛筆、ひも、石、コルク、接着剤、石鹸…。中には古い8mmフィルムやフロッピーディスク、テレフォンカードなど、小学6年生のムスメは見たことも無いものもかなりありました。
来場者はひとりひとり箱を与えられ、そこに自分なりの分類でモノを集めて展示するというのが今回のミッションです。

私とムスメもそれぞれに箱を受け取り、まずはどんな分類で集めるかを考えます。ムスメは最初にきれいな色のヒモの束を見つけ「カラフルなものにする!」。会場を何度も行ったり来たりしながら集めたのがこれです。


「小さいものから大きいもの、モジャモジャのもの、
とにかくカラフルなものを集めました」
というムスメの作品

彼女なりに集めたものの配置の仕方を考えたようで、「なかなかのセンスではないか!」と思う親バカ母。
作品は会場に展示されるので、他の人はどんな思いでどんな物を集めたのかを見るのも楽しいです。
単なるガラクタ集めと思うかアートコレクションと見るか。見る側のセンスも問われそうです。




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