グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

平成史③ 卒業

2019-03-18 13:22:54 | 記念誌・年史のあれこれ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
私事ですが、この春子どもが中学校を卒業します。まだまだ心配事はつきませんが、子育てはひと段落です。平成という時代の後半は、子どものことを考えることが第一になっていました。仕事をしながらの子育て、まず最初に直面したのは保育園に入れるかということでした。育児休暇はそれなりにとれましたが、仕事を辞めるという選択肢は考えもしませんでしたので。
住まいが区境に接したところにあるため、住民票のある区と隣の区、双方の保育園を何か所も見学させていただき、第三候補までの申し込みをしました。隣の区の保育園の方が圧倒的に近く、また出社・退社時の送り迎えにも便利です。区を越境しての入園許可は難しいとは聞いていたのですが、第一希望は隣の区。0歳児の枠には空きがなく、やむなく近くの無認可保育園に入園。1歳になってから再度認可保育園にチャレンジ。幸いにも第一希望だった隣区の保育園に入園することがきました。その後、小学校、中学校もお友達と一緒に隣区に通学させていただきました。時期的にもラッキーだったようで、翌年からは越境しての入園がどんどん難しくなりました。幼児でも歩いていける距離の保育園に通えてどれほど楽だったか、と今でも思います。


▲希望の保育園に入園できたおかげで仕事を続けることができました)


平成28年の『日本死ね』のツイートが話題になった時は他人事とは思えませんでした。保育園、幼稚園に加え、平成18年には認定こども園という制度ができていても、仕事をしながらの子育ての環境はほとんど変わっていないと改めて思いました。今年の10月からは、いわゆる幼保無償化がスタートします。平成の後半は、子どもを巡る問題が政治的な課題として取り上げられることも増えていますが、行政を頼るとどうにも「えっ、まずはそこなの?」というケースが少なくないようです。平成が終わっても子育ての環境に劇的な変化はないのかもしれません。まだまだこれからの問題も山積みです。個人的にはひと段落を迎えた身ですが、この15年間を振り返り、子どもを巡る問題に関わっていきたいと考えています。
平成という時代、皆さんは何に関わってきましたか。自分に深く関わってきた問題を、あなたの「平成史」として改めてまとめてみませんか。
個人史、自分史の制作も当社でお手伝いいたします。


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