グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

週の始まりは何曜日?

2022-06-09 11:38:57 | 小さな会社のひとりごと
東京都港区六本木のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
当社は編集もできるデザイン会社です。編集とは材料を取捨選択して制作側の意図や読み手(閲覧者)の視線などを考えてまとめること。それを図や写真を挿入したり、難しい説明をフローチャートやグラフなどでビジュアル化してわかりやすくし表現することが「デザイン×編集」です。あなたのビジネスをデザインと編集の力で加速しましょう!

ある日曜の午後、クライアントさんからメールをいただきました。ご依頼いただいたチラシ用の写真やテキスト原稿をお送りくださって、「来週ミーティングがあるのでそれまでにラフ案が欲しい」とのことでした。「承知しました」とお返事しようしてふと「来週って?」と思いました。
カレンダーを見れば、自宅にあるのは日曜から始まっているものばかり。ということは今週がちょうど始まったところで、来週までは少なくとも1週間以上あるということ?
でも「週末」というと土日を差すことも多いから始まりは月曜日? それなら翌日の月曜から来週が始まることになって、クライアントさんのミーティングは3〜4日後には開催される?


▲日曜始まりのカレンダー

そんなことを考えながら調べたところ、面白い記事がありました。
「週の始めは何曜日なのか?」総務省統計局 統計図書館コラム(PDF)

詳細はコラムをお読みいただくとして、法令上の定義はないこと、広辞苑ではどう扱っているか、由来とされる聖書ではどうなっているか、が書かれていて面白かったです。
ここでも週の始まりを考えるために「週末」がいつかということにも言及していて、NHK放送文化研究所が 2018 年に実施した調査が紹介されています。これを見ると土日を週末と考える人が47%とのこと。金土と考える人、金〜日と考える人…など様々で、「週末」と言っただけでは認識がちがうこともあるんだな、と思いました。
NHK放送文化研究所のサイトはこちら→ 「週末」っていつ?

いろいろ調べたけれどクライアントさんがラフ案を必要とする日を確認せねば、ということでお尋ねしたところ、ミーティングは翌日の月曜から始まる週、つまり数日後にはラフ案が必要ということがわかりました。提出まで1週間以上あるな、と思っていたら危ないところでした。
「週の始まり」「週末」という言葉は案外曖昧なものですね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。


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