グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

萌黄色のふきのとう

2012-03-08 18:08:09 | 日本の色いろ
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイト代表の大里早苗です。3月も10日ほどが過ぎ、だいぶ春を感じるようになりましたね。

実家から蕗の薹(ふきのとう)が届きました。蕗の薹が届くと「春だなぁ」という気がします。今年は寒いせいか例年より少し遅めのようですが、それでもすでに花が咲いているものもありました。花が咲いたものは本来はあまり食べないようですが我が家では気にせず、刻んでお味噌汁にちらしたり蕗味噌にしていただきます。本当はタラの芽などと一緒に春の天ぷらにしたいですね。



それにしても、蕗の薹の緑って本当に若々しい緑ですねぇ。こういうのを萌黄(もえぎ)色というのでしょうか。まさしく「春に萌え出る草木の色」という感じです。こんな色の服を着たら、気持ちもウキウキしそうですね。
ところで「萌葱」と書くもえぎ色もあることをご存知ですか。こちらはネギの芽の色だそうで、萌黄色よりも青みがかった色をさすようです。


▲萌黄色c40m0y80k0


▲萌葱色c80m0y60k50

私は「萌黄」色のほうが「若々しい春の色」と思うのですがいかがでしょうか。ちなみに「薹(とう)が立つ」の薹は、蕗などの花をつける茎「花茎」のことです。花茎が伸びると硬くなり食用に適した時期を過ぎる、ということで「年ごろが過ぎる」という意味でも使われるようになったそうです。
だいぶ薹のたった私ですが、明るく若々しい春色の服でも探しに行きましょう!



good life ☆ good design ☆ graphicmate
広報誌・社内報の制作ならグラフィックメイトへご相談ください。
http://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310


最新の画像もっと見る