東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
印刷通販利用にあたって、デザイン会社としてもっとも困るのが「色にバラツキがでる」ことです。先日制作したパンフレットは、コストと納期を重視して印刷通販を利用することになりましたが、背景の色味がページごとに異なっていました。
ページごとに黄色の濃度にバラツキがあります
印刷物は、気温や湿度によって、あるいは刷る印刷機によっても色が変わってしまうことがあります。それでも普通の印刷会社さんでは、1つの印刷物は同時期に同じ機械で刷るのが基本ですから、冊子モノなどでページごとに色のバラツキが出ることは滅多にありません。仮にバラツキが出たとしても、試し刷りの段階でインクの盛り方などを調整し、色を合わせてくれています。
(印刷関係の方、間違いなどありましたらご教示ください。)
一方、通販印刷では複数の印刷物をまとめて刷ることでコストを下げています。A社から入稿されたチラシ、B社から入稿されたカタログ、C社から入稿されたパンフレット…などを、1つの紙にまとめて面付け(配置)して印刷します。また、提携している印刷会社の機械の空き状況によって印刷を振り分けることもあるそうです。そういった方法では、どれかを基準にして色を調整することなどできないのです。
通販印刷さんはコストを下げるためにさまざまな工夫をしているわけですから、利用する側が通販印刷の特性を把握して、上手に利用したいですね。
2017年5月追記:
印刷通販でも「カラーマッチング」など色をあわせるサービスのある会社さんもあります。「前回と同じ色で刷り増ししたい」「背景色を各ページ揃えたい」などの場合は、そういった会社を選ぶのもよいと思います。
good life ☆ good design ☆ graphicmate
広報誌・社内報の制作ならグラフィックメイトへご相談ください
http://www.gmate.jp/ Tel 03-3401-7310
印刷通販利用にあたって、デザイン会社としてもっとも困るのが「色にバラツキがでる」ことです。先日制作したパンフレットは、コストと納期を重視して印刷通販を利用することになりましたが、背景の色味がページごとに異なっていました。
ページごとに黄色の濃度にバラツキがあります
印刷物は、気温や湿度によって、あるいは刷る印刷機によっても色が変わってしまうことがあります。それでも普通の印刷会社さんでは、1つの印刷物は同時期に同じ機械で刷るのが基本ですから、冊子モノなどでページごとに色のバラツキが出ることは滅多にありません。仮にバラツキが出たとしても、試し刷りの段階でインクの盛り方などを調整し、色を合わせてくれています。
(印刷関係の方、間違いなどありましたらご教示ください。)
一方、通販印刷では複数の印刷物をまとめて刷ることでコストを下げています。A社から入稿されたチラシ、B社から入稿されたカタログ、C社から入稿されたパンフレット…などを、1つの紙にまとめて面付け(配置)して印刷します。また、提携している印刷会社の機械の空き状況によって印刷を振り分けることもあるそうです。そういった方法では、どれかを基準にして色を調整することなどできないのです。
通販印刷さんはコストを下げるためにさまざまな工夫をしているわけですから、利用する側が通販印刷の特性を把握して、上手に利用したいですね。
2017年5月追記:
印刷通販でも「カラーマッチング」など色をあわせるサービスのある会社さんもあります。「前回と同じ色で刷り増ししたい」「背景色を各ページ揃えたい」などの場合は、そういった会社を選ぶのもよいと思います。
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