遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

漁眼で見る遍路....鮒の里より

2009-11-16 17:06:40 | Weblog
   人間の欲と十二単姿
 
 人間の欲というものは、十二単の着用順序の如くで最初は小袖に緋の長袴を着る、身丈が長く、裏地のない単を襲ねる、だんだん、派手な立派な表着を襲ねるようになる、まさに、人間の物質、名誉、金銭、いろいろな欲の如くである。
 人間が彼岸に渡るとき、三途の川を渡らなければならない、そのときには欲の皮を脱がなければ三途の川は渡れない。欲の皮を重ね着をしていると三途の川岸で、のたうち回ることになる、人間、起きて半畳、寝て一畳とはよく言ったもので、余分なものを持ちすぎるとろくなことはない、鳩山総理も余分なものを持ちすぎるから今回のようないらぬ心配をしなければならないのだ。
 四国遍路道を歩きながら、いらぬものを捨て去ってはいかがかな、頭陀行の如くですぞ。

                     立江川の鮒より
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