恩恵、人助けとお接待の違い
人間という者は他人さんが困っていると助けたくなる。しかし、そのとき自分より弱い者を哀れむとか、恵むとかいうときに、少しでも虚栄心を持たないだろうか、当然ながら、世の中を悟ったような人は別かも知れないが、そんな人物はこの世の中にいるだろうかと思う。我々ぐらいの庶民であれば優越感がありはしないだろうか、そのような気持ちをなくしてでなければ、四国遍路道のお接待は出来ないと思います。お接待はお遍路さんが困っているときにするのではなく、大変過酷な遍路道を歩く人を歓迎したり、激励する意味があり、哀れむとか施しをすることではありません。初めてお接待を受けるお遍路さんはそこの処が理解されていないようです、いらぬ「おせっかい」になっていることも、なきにしもあらずです。お遍路さんも必要でないときは、お接待を断ってください、失礼になることはありませんからね。
立江川の鮒より
人間という者は他人さんが困っていると助けたくなる。しかし、そのとき自分より弱い者を哀れむとか、恵むとかいうときに、少しでも虚栄心を持たないだろうか、当然ながら、世の中を悟ったような人は別かも知れないが、そんな人物はこの世の中にいるだろうかと思う。我々ぐらいの庶民であれば優越感がありはしないだろうか、そのような気持ちをなくしてでなければ、四国遍路道のお接待は出来ないと思います。お接待はお遍路さんが困っているときにするのではなく、大変過酷な遍路道を歩く人を歓迎したり、激励する意味があり、哀れむとか施しをすることではありません。初めてお接待を受けるお遍路さんはそこの処が理解されていないようです、いらぬ「おせっかい」になっていることも、なきにしもあらずです。お遍路さんも必要でないときは、お接待を断ってください、失礼になることはありませんからね。
立江川の鮒より
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