遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

魚眼で見る遍路...鮒の里より

2008-10-02 19:14:55 | Weblog
  桃李言はざれども下自ら蹊を成す

 桃や李はよい花や実がなるので、人が集まり下に自然と小道ができると言っている。徳行のある人は何も言わなくても人々を心服させる。
 昔より、ことわざが記しているように、自分のことをとやかく言わずに態度で示せば、庶民はおのずとついてくると思うのだが、今の政治屋の皆さんはできもせぬことを恰も自分ならできるようなことを平気な顔をして言えるのが不思議だ、
 何百年たっても多くの人々が遍路道と言う道を歩きに来るのは、弘法大師さんが、ことわざの如く、徳は積み上げ、情けは掛け捨て、言わず語らず知らしめずですよ。
今日の人間は何でも自分を宣伝しすぎるのではないだろうか、宣伝するより態度でしめせば庶民の目は節穴ではないと思うのだが。
                      立江川の鮒より
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 魚眼で見る遍路。...鮒の... | トップ | 漁眼で見る遍路....鮒の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事