不生、不滅
大竜禅師の教えに、「山花ひらいて錦に似たり、澗水たたえて藍のごとし」
美しく咲いた山のあの花も、やがて散ろう。深くたたえて動く気配も見えぬ、深い谷の水も流れるともなく流れている。遅い速いの差はあるが、移りゆかぬものは何もない。それが永遠の命だと説いている、永遠とは、このように時間と空間を乗り越えたもので遅速や長短はないと。すると短命なままに、速いがままに、永遠であり不滅であると説いてある。
また、時間、空間がないのだから、生じたということもなく、滅したということもないのです。まさに、不生であり不滅であります、生死なしということになります。
般若心経入門より
立江川の鮒、光潤
大竜禅師の教えに、「山花ひらいて錦に似たり、澗水たたえて藍のごとし」
美しく咲いた山のあの花も、やがて散ろう。深くたたえて動く気配も見えぬ、深い谷の水も流れるともなく流れている。遅い速いの差はあるが、移りゆかぬものは何もない。それが永遠の命だと説いている、永遠とは、このように時間と空間を乗り越えたもので遅速や長短はないと。すると短命なままに、速いがままに、永遠であり不滅であると説いてある。
また、時間、空間がないのだから、生じたということもなく、滅したということもないのです。まさに、不生であり不滅であります、生死なしということになります。
般若心経入門より
立江川の鮒、光潤
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