遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里

2016-04-05 17:57:55 | Weblog
娑婆で見た弥次郎、、、、

 娑婆は人間が住む俗世間をいう仏教語。サンスクリット語のサーハの音訳。この言葉は戦国時代の笑い話がもとになっている。ある僧が土中入定をするといってお布施を集めたうえ、逃げてしまった。数年たって、僧は偶然に昔の使用人の弥次郎という男に会う。はじめは知らないふりをしていた僧だが、問い詰めらるうちに降参し、自分は一度死んで、生まれ変わった。おまえとは娑婆で会ったと言い逃れを言ったという。この話、今の政治家の言い逃れによく似ている、政治資金は集めたが本来の使い方が違って、自分のために使っているお布施と同じだろうと思う。今も昔も人間というものは煩悩の塊が生きているようなもので、何百年たつても同じ過ちを繰り返すことになるようですね。




                                    鮒の里より
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