開経偈、経を読む前に唱える。
お遍路さんが、大師堂の前で経を唱えている、開経偈をはじめに唱えるお遍路さんは少ないように思う。
開経、つまりお経を開いて、お経を読む前に唱える文句です。
計り知れないほどの確率で人として生を受けて、さらにもっともっと尊くありがたい、仏の教えにめぐりあえた。こうした無上の喜びと感謝の気持ちを込めて、仏の教えであるお経を手に取り、読ませていただこうとしている。
さらに、お経に説かれている尊い教えをなんとか自分のものとして、真実を悟りたいという決意を表した言葉です。
作者は不詳ですが、各宗が広く待ちいている、開経偈です。
鮒の里より
仏教早わかり、引用