鮒の里

へんろ道、想いのこせし、くぎり打ち

　睦月、如月のへんろ道を行くお遍路さんは何故か多くの想いを背負っているようだ、リックの重さより心の重さが身にしみるへんろ道のようです。私はお遍路さんに希望は大きく荷物は小さくすることがへんろ道ですよといいます。しかしながら様々の事情で結願できず、想いを残してお国に帰るお遍路さんの気持ちは察するに余りあります。人間、諦めたら終わりです、何事も諦めずに想いは大きく心の荷物は小さく生きていく事が人生は一番大切なことと思います。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立江川の鮒より