「急ぐ」、 谷川俊太郎さんの、詩より。
こんなに急いでいいのだろうか、田植えする人々の上を、時速二百キロで通りすぎ、私には彼らの手が見えない、心を思いやる暇がない、
今、十九番、立江寺のあたりは田植えの最中です。昔と違って手では植えていないけれど、田植機でゆっくり田植えをしている。それを見ながら歩き遍路さんがゆっくり遍路道を歩いている。今までの自分の人間生活を、ふり返りながら農家の人々の田植えの作業を、どんな気持ちで見ているのだろうか、.....
これも、人それぞれの遍路道かも知れない。
立江川の鮒より
こんなに急いでいいのだろうか、田植えする人々の上を、時速二百キロで通りすぎ、私には彼らの手が見えない、心を思いやる暇がない、
今、十九番、立江寺のあたりは田植えの最中です。昔と違って手では植えていないけれど、田植機でゆっくり田植えをしている。それを見ながら歩き遍路さんがゆっくり遍路道を歩いている。今までの自分の人間生活を、ふり返りながら農家の人々の田植えの作業を、どんな気持ちで見ているのだろうか、.....
これも、人それぞれの遍路道かも知れない。
立江川の鮒より