遍路の心

鮒の里.四国遍路19番立江寺近く.お接待処.民宿

鮒の里

2016-03-06 03:45:55 | Weblog
逆打ちのお遍路さんが、徳島県に入ってきました。

 早立ちの逆打ちお遍路さんが結願を目指して頑張っています。あと四日で遍路道も終わりですが何故か寂しさが心にこみ上げてくると言うお遍路さんが鮒の里に立ち寄ります。長い苦しい遍路道がやっと終わろうとしているのに何故だろうか、遍路道には今まで生きてきた人生を振り返って見る貴重な時間を体験できたすばらしい遍路道でしたと言っている。来年は遍路道に対する考え方をもう少し変えて長い歴史の遍路文化が何千年も続いている理由を少しは分かるように遍路道を歩いてみるとも言っていました。お遍路さんも四国遍路病に感染しているみたいです。





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鮒の里

2016-03-04 03:17:15 | Weblog
片乳房握るは欲のはじめなり

 お母さんの乳を飲んでいる赤ちゃんが、もう片一方の乳房を握っている。あたかも他人に飲ませまいとしているかのようで、如何にも欲深い人間の姿の原型を見るようであるといっている意味でしょうか本質を言っている。
 思うこと一つかなえばまた二つ三つ四つと欲が出る。足ることを知らないということですね、泣きながらよい方をとる形見分け。親が亡くなって悲しい、孝行らしいこともせずに逝かせてしまった。相すまんことでしたと涙を流しているが、いざ、形見分け、遺産相続となると欲深い心が芽生えてくる人間とは不思議なものです。
 笠きて暮らせ己がこころに、上見たらきりがない、みずからの足元をしっかりと見つめて小欲知足で暮らすのが幸せになることですかね。遍路道を歩いていると身をもって知ることが出来るすばらしい遍路旅になるでしょう。




                                     鮒の里より                                                 新道しるべより
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2016-03-03 05:12:21 | Weblog
24節季の啓蟄の頃となりました。

 人間も生物で啓蟄の時期が来ると表に出たくなってくる。遍路道も蜂須賀桜が咲き始めるとお遍路さんが歩き出します。今年は逆打ちの遍路道で徳島県に入ってくるのは1ヶ月くらい遅くなりますが、初めてのお遍路さんは順打ちがよいのでお遍路さんが新しい御杖、つげ傘、白衣を装って元気に歩いています。お遍路さんの姿を見ていると本当に今までのストレスが解放されたみたいに顔立ちがすがすがしくなっているような気がするのが不思議です。
 しかし、遍路道、そう簡単でありません。とおし打ちで結願出来る人はわずか4,5百人ですからあまり気負いしないように平常心を忘れずに淡々と遍路旅を楽しんでください。お気をつけて。





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2016-02-21 09:19:32 | Weblog
あの日、小保方春子の手記を読んでみた。

 真実を歪めたのは誰だ。小保方春子さんの研究に対する感動はよく伝わってくる、一番夢を現実にする研究に没頭しているアメリカでの期間が本来の小保方さんであると思える。生命科学の研究は本当に大変なことだと思い知らされました、本当に努力の積み重ね、失敗の連続を繰り返す非常な現場だろうと思いました。小保方さんは故意的に今回の事件を起こすとは思われません、生命科学の研究は分業で各専門の学問者が長い経験の中から研究成果が得られるとても複雑なシステムであるようです。今回のSTAP細胞の研究は何かの凄い利権が動いたような気がする。ある組織の中で自分の保身と保身が複雑に動きマスコミ報道がいっそう歪んだ方向に動いたように思える。真実はわからないが手記によるとNHKの取材は三流週刊誌より低レベルな取材であったと書いてある。NHKスヘルシヤルの記者などは人権などは踏みにじるような取材であったようだ。タクシーの運転手の人が気遣ってくれたのがせめてもの慰めであったらしいです。
 理研の組織は我々の想像をはるかに超える組織であることは事実のようです。手記を読んでみた感想はとてもブログで書ききれないですが、小保方さんは今回の研究は何か手応えは持っていたと思えました。完成までの研究が一人でやらないシステムが今回の事柄になったと思えます。諦めずに研究が続いて行えるようになることを心より望んでいます。




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2016-02-11 05:12:31 | Weblog
藁をもつかむ。

 人間、様々な考え方があると思うが、一粒の籾が春が来れば芽を出しやがて成長し実るほどこうべを下げる稲穂かなの如くです。成長の過程では様々な虫、鳥類、淡水魚の住みかになり人間には食料となりやがて枯れ果てて藁となる、藁になっても人間、家畜、生物たちの命の源となっいる。最後に藁束となり人間の心の心情を癒やす言葉になり一生を終える。現在、国会では議論と言うより誹謗中傷合戦では情けないことです。藁束でも煎じて飲ましたいものです。藁をもつかむのは選挙戦でつかむのですかね。




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2016-02-05 02:18:33 | Weblog
立江寺の裏に「別館、鮒の里」が完成しました。
  
 全国のお遍路さんの要望により素泊まり専用の遍路宿を開設しました。近頃は若いお遍路さん、外国から遍路道を体験する人たちが大変多くなってきました。また、定年後のお遍路さんも何回も来られるお遍路さんは観光遍路でなく自分自身の価値観で本当の遍路体験する遍路道になります。そのようなお遍路さんに経費が安くなるように素泊まりで「3500」円で泊まっていただける遍路宿を立江寺、立江駅、コンビニ、の近くに用意しました。詳しいことは本館、鮒の里に尋ねてください。お願いします。
 連絡先の電話番号は「0885-37-1127」携帯「090ー3782-1627」に連絡してください。



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2016-02-03 03:33:57 | Weblog
生まれて人となる難く

 近頃の世の中あまりにも命をかるんじている事件が多いように思える。この世に生まれても人間に生まれる確率はまさに奇跡に近いというチヤンスに恵まれたことだろう。
 中阿含経という経典の中には「盲亀浮木のたとえ」と説いてある、大海に一匹の盲目の亀がすんでいて、この亀は百年に一度、海上顔を出す。海上に一枚の穴の開いた浮木が波に漂っている。百年に一度海面に浮き上がった亀がこの浮木の穴から顔を出すことは、それは千載一隅といっていいほどきわめて難しい。ちょと波にあおられてしまえば浮木の穴に顔だすのは無理になる、人生は苦しみに満ちていることを説きこうして生まれる人間の命は、非常に尊いという考えを説いてある。
 人間、普通に生まれて、普通に生活出来ることが一番幸せである、その普通がなかなか出来ないのが人生でもある。諦めずに頑張ろう。                                                                                                                                                                                       鮒の里より                                                                                         仏教早わかりより引用
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2016-01-27 05:44:34 | Weblog
甘利大臣は脇が甘いです。

 甘利さんの疑惑報道がにぎやかですが、君子危うきに近寄らずですよ。甘利さんのTPPの交渉は信用出来なくなっているのが国民の思いです。貴方のような甘い考えでTPPの交渉が成されていたなら日本は最悪の結果になっているでしょう。たとえ今回の疑惑が事実ではなくても疑惑が持たれるような行動をするのは国政をあずかる人間としては不適格と思います。直ちに辞任するのが常識です。極論ですがTPPの交渉は振り出しにするのが国民の思いです。




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2016-01-23 05:17:13 | Weblog
バスツアーの事故は他人ごとではないと思います。

 四国遍路道もバス参拝ツアーの大型バスが多く乗り入れています。格安参拝ツアーはビジネスで考えれば当然なんですが、時間を短縮してのお寺巡りはいかがなものでしょう。納経も添乗員が押して朱印するのはお大師さんもあきれ顔をしていることでしょう。せめて納経は自分でするのが気持ちが良いと思いますが観光会社の都合でそうなるのでしょうね、時間、健康、様々理由でバスツアーを利用するのでしょうが遍路道はゆっくりと時間のブルジアになって下さい。歩き遍路、マイカー、バスツアーそれぞれのお遍路さんは四国遍路道を時間をかけてゆっくりと体験したいものです。



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2016-01-07 17:19:01 | Weblog
今年は逆打ちの遍路道です。


 新年早々お遍路さんが歩いています。初めての遍路旅は順打ちが良いと思います。逆打ちの遍路道は間違いやすく遍路矢印がほとんどなく大変と思います。ましてや、各県が独自の遍路マークに張り替えているのでマークが少なくなっています。現在県の方にも現状を説明していますが、役人仕事ですから遍路の気持ちは理解できないようです。
 我々遍路さんに関わっている者が遍路さんにわかりやすいマークを貼っていかなければならないと思っています。しばらく遍路道も迷い道になると思いますが、迷って歩く遍路道も自分の遍路道ですから諦めずに頑張ってください。今年もはちゃめちゃなお遍路さんが多くいると思います。楽しみな遍路道です。
 まずは、遍路道に挑戦しましょう。
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