monologue
夜明けに向けて
 



アリオンハローメッセージ集
 08/21 ★憂刻より来たりて武者の影を重んじる者の言葉を、聞きなさい
 08/22 流砂に留まる磐は、「何も生み出さず何も破壊しない」力に抵抗し
 08/23 ★赤き血のモノリスは振動を始めるために、集合を始めた…
 08/24 櫛形の向こうには陽炎が立ち昇り、ふくろうは羽根を切り取られた
 08/25 ★砂粒はサラサラとこぼれ落ち、楼閣に吹き渡る風は白い…
 08/26 第4と第5は同時に馬に跨り、第6は地に降り…卍は卍と共に
 08/27 ★遠き昔の調べ、そのままに奏でられ繰り返される人の世の…
 08/28 揺るぎなき磐石の夢は、ゆらめく陽炎の向こうに垣間見える茜色
 08/29 ★さて、怒涛の嵐に苛まれながらも、白鷺は飛び立つだろう…
 08/30 ★さて、怒涛の嵐に苛まれながらも、白鷺は飛び立つだろう…
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fumio

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シロ  


「安吾史譚」によると坂口安吾は天草四郎について「四郎は非常に美しい特別の装束を身につけていたそうだ。四郎が楼上で碁をうっていたとき、城外から矢がとんできて袖を射ぬいた。天人(四郎をそうよんでいたように書いてる本もある)にも矢が当るというので、籠城の農民たちに甚はなはだしく精神的な動揺が起ったという。それが落城のキザシで、急速に戦意が衰えたと云われてもいる。」と記している。
この文章は四郎、碁(五)桜(六)七八九という数を巧みに組み合わせて構築している。矢とは天主ヤーそのもの。四郎とは四番目の男の子という意味ではなく予言の民、ホピ族インディアンがTrue white brother(トウルーホワイトブラザー)と呼んでキリストを示唆する白い兄弟の意味。白を示唆している。この世は白の世界なので白が王の色なのである。それでシロと発音する名なのだ。
fumio

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