monologue
夜明けに向けて
 



ウイキペディアに記載されているボビー・フラー事件の概要を以下に和訳すると
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"I Fought The Law"がトップ10ヒットになったすぐあと、ボビー・フラーはかれのロサンジェルスの家の近くに停めていた車の中で死亡して発見された。警察はその死を明らかな自死事故と考えた。しかしながら人々はフラーが殺されたと信じている。捜査は初めからやり損なった。現場は保たれず指紋は採取されなかった。ある証人は警官が現場で見つけたガソリン缶をゴミ箱に放り込むのを見たと申し立てた。加害者たちが車を燃やす前に逃走したと人々が推測するようにフラーは全身に複数の傷を負いガソリンをかぶって発見された。警察はのちに死因を犯罪の証拠がないとして「不慮の窒息」と変更した。公式死亡原因が当局から発表されたにかかわらず噂と憶測がフラーの怪死を取り囲んだ。
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ということであるがネット上の多くのサイトを調べて事件の概要をもう少し詳しく見てみると、1966年7月18日月曜の暑い遅い午後、弟 のベーシスト、ランディ・フラー(Randy Fuller)とシェアしているN. Sycamore Ave,776番地の アパートの横の大きい駐車場でかれの母の愛車オールズモビルのフロントシートに横たわるボビー・フラー(23才)の死体が発見された。
ドアはロックされず窓は固く閉まり、車のキーは車内で発見されなかった。最初のハリウッド地区警官が到着して運転席側ドアを開けた時、フロントシート上のフラーの脇のシート上にブック状マッチがあることに気付いた。目撃証人によればフラーは顔と胸が打撃を受けたように青ずみ顎と口のまわりに乾いた血液の跡があった。かれの髪と衣服はガソリンにびしょ濡れだった。右腕はゴムチューブで固く結ばれていた。
犯罪現場捜査官たちは判断にあまりに多くの不可解な失敗をした。それはまるでなにか警察によるごまかしがあったかのように。バックシートで見つかった空のガソリン缶がそれを明らかに捜査に重要と思わない警官に取り除かれ近くのゴミ捨てに投げられた。オールズモビルは指紋検出のための粉をかけられなかった。それ以上の証拠の調査のために保存もされなかった。相反する多くの視覚的証拠にかかわらず明らかな自殺という発表を受けてラジオテレビはこの非現実な意見を最初のニュースとして世界に発信したのであった。
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これが事件のあらましである。ボビー・フラーはアパートの駐車場でだれかに殴られ気絶している時に車内でガソリンをかけられて呼吸困難で死んだ。
警察はそれをなぜか初めに自殺と発表して重要な証拠のガソリン缶まで捨ててしまったのだ。不思議。事件の真相は闇の中。
fumio


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