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夜明けに向けて
 



将棋ファンのみならず連勝記録が社会現象と化した中学3年生の藤井聡太四段(14)の30連勝をかけた竜王戦決勝トーナメントの2回戦が佐々木勇気五段(22)との間で行われた。戦型は相がかりから横歩を取り合う展開で先手の佐々木五段が序盤から主導権を握ったが五分五分。仕掛けて桂馬を駒得してからじりじりとリードして6分4分ほどに差を広げた。夕食休憩後、藤井四段が反撃に出たが、佐々木五段は攻めを見切って玉の早逃げから受け流し、勝負どころを与えなかった。午後9時31分、101手までで藤井四段が投了した。藤井四段が公式戦で敗れたのは初めて。30年ぶりに塗り替えた29連勝という記録を破る棋士が今後30年間に出てくるだろうか。
fumio

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