monologue
夜明けに向けて
 




今週の「GRACEofJAPAN」は福岡県福岡市東区にある香椎宮(かしいぐう)を採り上げていた。主祭神は仲哀天皇、神功皇后とし、応神天皇、住吉大神を配祀する。仲哀天皇9年(200年)、熊襲征伐の途中橿日宮(かしひのみや、)で仲哀天皇が熊襲の矢に当たって急逝したため、神功皇后がその地に祠を建て天皇の神霊を祀ったのが起源とされるが、仲哀天皇は『日本書紀』では父の日本武尊の死後36年も経ってから生まれたことになるので実在性が疑われる天皇。神功皇后自身にも非実在説がある。実在しなかったとすればいなかった人々を祀ることにどんな意味があるのだろうか。
fumio

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