monologue
夜明けに向けて
 





昨日、午後に綾瀬川沿いに車で草加と東川口、越谷の合流するあたりの花見に出た。
4月2日に墓参りに行った頃にはまだ桜並木は今年は蕾だったがどこも満開になっていた。陽気に誘われて多くの人々がたむろしている。染井吉野はあでやかに狂おしいほど咲き誇り、山桜や枝垂桜はピンクの花をためらいがちにしとやかに開いていた。一年のうちのほんの一瞬だけこの季節に打ち上げ花火のように開花しあっという間に散り行きそしてまた静かに咲く準備をして次の春を待つ。何のためにか。それはやはり愛のため。至高の愛のため。
fumio

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