monologue
夜明けに向けて
 



 「そろそろ、ふたりで仕事を始めて二年になるから記念にアルバムを作りましょうか」
と中島茂男が提案した。それから毎日の仕事中、曲の構想を練り演奏しながらコード進行や互いのフレイズを練りあげていった。宇宙創生から現代までを語る歌詞は規則通りの教科書英語より生きた表現につとめた。やがて数曲、形ができてくると宮下富実夫にプロデュースを頼むことにしたのであった。
fumio

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