monologue
夜明けに向けて
 





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光と風の回転に因って 水が生まれる
風と地の回転に因って 火が生まれる
火と風の回転に因って 地が生まれる
光と火の回転に因って 風が生まれる
六→八→四→一〇→二→一
(大地から最高神へ)
1986-4-19
「光の黙示録」より


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ここには光がなにとなにの回転によって生まれたのか記されていないが「新約聖書、ヨハネによる福音書一章」に「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。」という聖句が見られる。初めにあったものは言=神=命=光、という等式でつながることから光は初めにあって他のものの作用によって生まれたものではないと考えられる。その光の反対とみられる闇は光がない状態ではなく「闇」の文字をみればわかるように門の中の音なのである。言は音から成るので、音→言→光、となる。別物のように思われる音は初めの光なのである。そのことが門に囲われて見えづらくなくなっていた。
fumio

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