昨日は、気の強いエミちゃんのことについて書いたのですが、
もう一つ、彼女のことで、思い出したことがありました。
彼女は、思ったことを我慢せずにズバズバ口にするため、
衝突も多いです。
以前、勤めていた会社でも、上司と大喧嘩して、
さっさと辞めてしまいました。
反対に、私は、言いたいことを我慢して、クヨクヨするタイプです。
それは、気が弱いからというのもありますが、
我慢することによって、とりあえず、表面上は関係が保たれるという、
自分にとってのメリットを享受するためでもあるのです。
特に、私は友達が少なく、寂しい思いをすることが多いので、
言いたいことを言ったら、人が離れていってしまうのではないか、
一人ぼっちになってしまうのではないか、という思いがあります。
エミちゃんに、
「言いたいことを言って、人が離れていくことはない?
寂しい思いはしないの?」
と聞いたところ、こう言われました。
「私のこと、大嫌いな人はたくさんいると思う。
でも、自分では筋を通しているつもりだし、
私のこと、気に入ってくれる人もいるよ。
分かってくれる人が一人でもいたら、
私はそれで、十分うれしい。」
話は少し逸れますが、私は、高校生のころ、
容姿が地味で暗めだったからだと思うのですが、
ある男子生徒(大谷君とします)に、嫌な物真似をされたり、変な付箋を貼られたりして
からかわれていた時期がありました。
大谷君は、テニス部のエースで、ちょっとしたイケメンでした。
人気者で、友達もたくさんいる人でした。
かわいい彼女がいたので、小さい男の子にありがちな、
好意があるからからかう、というのではなく、
純粋に、楽しいから、からかっていたのだと思います。
彼女と一緒に、私に軽い嫌がらせをして遊んでいました。
ある日、小さく「バカ」と書いた付箋を貼られたので、
私は耐えかねて、付箋をはがし、
大谷君に言いました。
「私は、こういうことをされるのが、すごく嫌なの。
あなただって、同じことをされたら、嫌でしょう。
私は、大谷君は、いい人だと思っている。
言ったら分かってくれると思ったから、言ってるんだよ。」
私は、勇気を出して、まっすぐ大谷君の目を見て、言いました。
大谷君がたじろいで、小さな声で「ごめん」と謝りました。
それからは、大谷君は私をからかうのをやめ、
そればかりか、普通の人と同じように、にこやかに挨拶をして、
対等に話しかけてくれるようになりました。
言いたいことを言っても、何も悪いことは起こらなかった。
もともと友達が少なかったせいもありますが、
人が離れていくということも、なかった。
高校生の私は、がんばりました。
エミちゃんのようにはなれないけど、
嫌なことは、ハッキリ嫌と言える人になりたいです。
もう一つ、彼女のことで、思い出したことがありました。
彼女は、思ったことを我慢せずにズバズバ口にするため、
衝突も多いです。
以前、勤めていた会社でも、上司と大喧嘩して、
さっさと辞めてしまいました。
反対に、私は、言いたいことを我慢して、クヨクヨするタイプです。
それは、気が弱いからというのもありますが、
我慢することによって、とりあえず、表面上は関係が保たれるという、
自分にとってのメリットを享受するためでもあるのです。
特に、私は友達が少なく、寂しい思いをすることが多いので、
言いたいことを言ったら、人が離れていってしまうのではないか、
一人ぼっちになってしまうのではないか、という思いがあります。
エミちゃんに、
「言いたいことを言って、人が離れていくことはない?
寂しい思いはしないの?」
と聞いたところ、こう言われました。
「私のこと、大嫌いな人はたくさんいると思う。
でも、自分では筋を通しているつもりだし、
私のこと、気に入ってくれる人もいるよ。
分かってくれる人が一人でもいたら、
私はそれで、十分うれしい。」
話は少し逸れますが、私は、高校生のころ、
容姿が地味で暗めだったからだと思うのですが、
ある男子生徒(大谷君とします)に、嫌な物真似をされたり、変な付箋を貼られたりして
からかわれていた時期がありました。
大谷君は、テニス部のエースで、ちょっとしたイケメンでした。
人気者で、友達もたくさんいる人でした。
かわいい彼女がいたので、小さい男の子にありがちな、
好意があるからからかう、というのではなく、
純粋に、楽しいから、からかっていたのだと思います。
彼女と一緒に、私に軽い嫌がらせをして遊んでいました。
ある日、小さく「バカ」と書いた付箋を貼られたので、
私は耐えかねて、付箋をはがし、
大谷君に言いました。
「私は、こういうことをされるのが、すごく嫌なの。
あなただって、同じことをされたら、嫌でしょう。
私は、大谷君は、いい人だと思っている。
言ったら分かってくれると思ったから、言ってるんだよ。」
私は、勇気を出して、まっすぐ大谷君の目を見て、言いました。
大谷君がたじろいで、小さな声で「ごめん」と謝りました。
それからは、大谷君は私をからかうのをやめ、
そればかりか、普通の人と同じように、にこやかに挨拶をして、
対等に話しかけてくれるようになりました。
言いたいことを言っても、何も悪いことは起こらなかった。
もともと友達が少なかったせいもありますが、
人が離れていくということも、なかった。
高校生の私は、がんばりました。
エミちゃんのようにはなれないけど、
嫌なことは、ハッキリ嫌と言える人になりたいです。
