ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

品性について

2017-09-29 09:38:31 | 雑感
最近、ときどき考えていることに、人の品性というものがある。

大学院に進学し、カウンセラーになるための訓練をしているが、
同じカウンセラーでも、言葉遣いに違いがあることに気付いたのだ。

例えば、私がちょっとひっかかったのが、
「できちゃう」という言葉だった。
男女が交際したり妊娠したりという意味で使われる俗語だと思うのだが
あまり品のいい言葉ではないと思う。

逆に、自分の言葉遣いの悪さ、卑しさに気付いてしまうときもある。
それは、綺麗な言葉を使う人、上品な言い回しをする人に出会ったときだ。
育ちがいいんだなあと感心させられる。

カウンセリングで、一対一で長く話をしていると、
その人の品性や育ちの良さ、悪さというのは
必ず滲み出てきて、隠すことができない。

品を少しでも良くする(!)にはどうしたらいいのかということだが、
普段接している情報が大切なんだろうと考えている。

品の悪い情報に多く接していると、
知らず知らずのうちにそれが身に浸みついてしまい、
その色に染まってしまう。

私が気を付けなければと思っているのは、
ネットでついついクリックしてしまう芸能情報やゴシップネタだ。
面白いのだが、嫉妬や意地の悪さなど、
人のよくない品性を刺激するような内容が少なくない。
テレビのワイドショーやバラエティー番組も同様だ。

普段からどのような情報に好んで接しているか、
どんな感情を多く抱いているかは、
意外と外に滲み出ていて、隠すことができない。

なるべくよいものに接していたいと思う。



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コメント (2)
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