相性が悪い人

今までそれなりに人と接してきて、
そして、最近の仕事を通じて分かったこと。

それは、「うまくいかない人とは、
いつまでたっても、うまくいかない」

相性が悪い人とは、どんなに努力しても
仲良くなれることはない、ということです。

たとえば、塾の子供たちでも、
うまくいく子は始めからうまくいくし、
いかない子とは、こちらがどれだけ我慢しても、
笑顔で接しても、
結局、うまくいきません。

よく、漫画やドラマで
「出会いは最悪だったけど、
その後、惹かれあって付き合い始める」
という筋書きがありますが、
思い返せば私の人生、
一度もそういうエピソードはありません。

男女に限らず、友達でも、上司でも同僚でも、塾の子供でも。

理由を考えると、
人間関係は、相手あってのことなので、
一方だけが努力しても、
成り立たないから、だと思います。

今まで、私は、
相性の悪い人との関係を何とかしようと、
自分の感情を抑えて
我慢することが多かったです。
相手の顔色を伺う、卑屈な態度をとってしまったことも。

でも、それで関係が改善したことはありませんでした。
相手が私を嫌っていたら
どんなに努力しても、ダメなんです。
（今回の問題児もそうだった）

そうだとすれば、
今後は、そういう無駄な努力は極力、避けて
消耗を防ぎたいと思います。

キレたら親がやってきた♪

前々からず～～っと悩んでいた、問題児の件。
先日、「やる気がないなら帰れ！！」
と、叱りつけたところ、
血相を変えてやってきましたよ、親が。

何でも私が大勢の前で生徒を叱りつけたことが
彼の心を深く傷つけたのだとか。

親と塾長、私の三者で急遽、面談になりました。

塾長が謝ったので
私も仕方なく頭を下げたんですが・・・。

叱られたら、即、先生に抗議っていう
親の思考回路にうんざりです。

そして、先生を謝らせることで
問題を解決しようとする態度にも。

どうして叱られたのか、
その原因は何なのか、
まずそこを考えるべきなのに・・・。

長い目で見て、
子供のためにならないと思います。

結局、別の先生のクラスに移るということで
収まりそうなのですが
私が悪者になって一件落着、というのがなあ。

唯一、救いだったのが
塾長には一言も責められなかったこと。
「今までよく我慢してくれた」
と、ねぎらってもらえました。

今回の件で学んだこと。

・問題児の件は、一人で抱え込んで我慢せず、
早めに塾長に相談すべきだった。
講師の側から担当替えを希望するのは禁じ手だと思っていたが、
こじれるくらいなら、早めにそうすべきだった。

・大人も子供も、揉めたらアウト。
トラブルに発展する前に、
スマートに避けるのが賢明。

・キレたら負け。

嫌な思いはしたけれど、
社会勉強にはなりました・・・。

幼稚園に賠償命令

津波で命を落とした園児の遺族が、
幼稚園の対応が不適切だったとして、
損害賠償を求めた事件。
裁判所は幼稚園側の責任を認め、
約１億７７００万円の支払いを命じました。

遺族の方々は、同じ過ちを繰り返してほしくない、という思いから
訴えを提起したのではと拝察いたします。

でも、この事件と全く関係のない第三者である私は、
別の感想を持っています。

・公園の遊具で子供が怪我をしたので
公園を管理していた地方自治体を訴える

・開けたままのマンホールに落ちたので
工事を請け負っていた建設会社を訴える

・子供が蹴ったサッカーボールがグラウンドを飛び越え、
道路に転がり、87歳の男性が転倒、
その怪我がもとで要介護状態になり、
その後、認知症を発症。
誤飲性肺炎で死亡したので、子供とグラウンドを管理していた学校を訴える

今回の幼稚園の件も、
この種の事件に類するものと
私は受け取りました。

共通しているのは、
ある不幸な出来事が起こったときに、
その不運を引き受けるのではなく、
あくまで誰かの責任に帰そうとする態度です。

世の中の事象は全て因果関係でつながっています。
なので、何かが起こったときには
必ずその原因があり、
その原因に責任を持つ人を見つけることができます。

その人に不運の全責任を押し付けることが、
果たして世の中のためになるでしょうか。

今回の幼稚園の件も、
保護者が直ちに園児を迎えに行っていれば、
結果も違ったのではないでしょうか。
未曾有の混乱時に、幼稚園にすべてを委ねておきながら、
その対応だけを責めるのは、
人として、正しいあり方なのかどうかと・・・。

責任者を訴えることで、
事故管理への対応基準が厳しくなり、
事故の少ない、安全な社会になるという面もあるかもしれません。
でも、私は、他者に不寛容な雰囲気が広まり、
ギスギスした訴訟社会になってしまうことの方を
危惧しています。

世の中は、いいことも、悪いことも、
両方あると思います。
いいことだけを受け取り続けることはできないのです。

私は、幸運も不運も、
両方、自分の身で
受け止められる人間でいたいと思います。

悪ふざけ写真の投稿について

最近、バイト先で撮影した悪ふざけ写真が
ツイッター（？）に投稿され、拡散されて
問題になっているみたいですなあ。

飲食店での不衛生な行為がもとで
閉店に追い込まれる事態に発展することもあるとか。

もちろん、こういうバカな行為、
やってはいけないと思うんだけど、
もちろん、それは大前提なんだけど、
この問題を報道しているマスコミ、
ちょっとおかしくないかい？

だって、こういう悪ふざけ、
よくテレビでやってるよ？
芸人やタレントがこういうことして
よく盛り上がってるよ？

こういう番組に影響を受けてる人達、
多いと思うなあ。

で、自分たちはくだらない番組をたくさん作って
公共の電波で垂れ流しておいて、
若者が真似をして羽目を外すと
他人事のように説教する。

先日、お昼の番組で、司会をやっていたあるタレントさんが
「こういうこと、やってはいけないって
どうして分からないんでしょうか」
とコメントしてたけど、
「あんただって女性の顔、調子に乗って踏みつけたじゃん」
と、内心、ツッコミを入れてしまいました。

若者だけ責めるのはおかしくない？
これまた投書してみようかな。

抜かれても引きちぎられても

久し振りに草むしりをしたのですが・・・

いや～、雑草のたくましさには
毎度、感心させられますな。

だって、撒いてもいないのに生えてきて
水もあげないのに青々してて
抜いても引きちぎっても
しぶとく伸びてくるんだもの。

強いなあ、頑張ってるなあという気がしてきて
引き抜くのもかわいそうに思えてきました。

それに、この雑草たちの影で
たくさんの虫たちが暮らしているのも、知っているから。
夜になると、いい音色を聞かせてくれるから。

見栄えが悪くない程度に、適度に引きちぎって
少し残しておきました。

夫に「力強く生きているのに、
根こそぎ引き抜いてしまうのも
何だかかわいそうだね」と言ったら

「抜くんじゃなくて、散髪してあげてるんだと思ったら。
髪が伸びすぎてるから、切ってあげてると思ったら。」
という答が返ってきました。

・・・という訳で、
また伸びたら散髪するぞ（笑）！！