最近見ているドラマ ２

最近見ているドラマとその感想
（ネタバレあり）

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう

初回はイマイチ入り込めなくて、見続けようかどうか迷ったけど、
続けて視聴しているうちに、面白くなってきました。

不器用に、でも、まっすぐ生きている若者たちが描かれていて、
私もこの人達の輪に加わりたいなと感じたことも。

印象に残っているのは、２月１５日に放送された第５話で、
皆、思うところありながら、表面上は仲良しを装って鍋を囲んでいたところ、
小夏が欺瞞に耐えられず場の雰囲気を壊してしまうシーン。

嘘が我慢できず、本音をぶちまける小夏は、若者らしいと思った。
こういう経験、私も過去にあるよ。
でも、オバサンになった今、私は、その場を取り繕うとした人たちの気持ちも
よく分かるんだな。

それはね、たとえ嘘であっても、一時の気休めに過ぎなくても、
目の前にいる人を傷付けたくないからなんだよ・・・。

小夏に教えてあげたかった。


お義父さんと呼ばせて

初回が一番面白かったな。
このネタで１クール引っ張るのはやっぱり難しいよね。
長男の女装話とか、あまり興味が持てなくて・・・。

印象に残っているのは、初回、たもっちゃんがアントニオに罵倒されている間、
こぶしを握って、ずっと耐えていたシーン。
いつキレて反論するかとハラハラしてたけど、
たもっちゃん、最後までずっと我慢してたね。

営業で鍛えた精神力なんだなあと思って、ちょっと切なくなったけど、
たもっちゃんを尊敬した。

たもっちゃんの人間性を見抜いた美蘭はさすがだけど、
明らかに生活レベルが下がるであろう結婚に突っ走れるのは、
苦労知らずのお嬢様だからかもしれないなあとも思う。


ダメな私に恋してください

フカキョンかわいい！ディーンかっこいい！

最上君は二股かけているのかと疑っていたけど、
どうやら両親の入院は本当らしいな。

でも、なんかまだ怪しいと思ってしまうよ・・・。

軽い気持ちで見られて、楽しめて◎です。


わたしを離さないで

何だこのドラマは！！暗すぎる！！
滅入るから見るのやめようかな・・・と思いつつ、そのまま見続けたら、
段々面白くなってきた。

印象に残っているのは、第５話。
今までひたすら嫌な女として描かれていた美和が、とても魅力的に感じられました。

今まで平面的な人物像だったのが、奥行きを持って立ち現れた感じ。
上手いドラマって面白いよねと、つくづくこの回で感じました。

「これからは希望が描かれる」という噂を信じて、第６話を見たけど、
ますます救いがなくなる鬱な展開でしたよ・・・。

友彦と美和は提供済みみたいだし、残る恭子に希望が託されるのかな？
ここまで見たら、最終回まで見たいね。



以上、今クールは５つのドラマを見ています。

「いつ恋」のサスケ、「お義父さん」の太郎、「ダメ恋」のＡ５・・・
かわいい動物が出てくるのも楽しみ　

ターミナル駅の企業戦士たち

今朝は用事があったので、夫と一緒に、都内のターミナル駅まで出勤した。

久し振りに味わう痛勤地獄。
駅に溢れる人、人、人。
皆、足早に歩いていて、男も女も、戦士のよう。

私も昔は、この一員だったなあ。
人の渦に巻き込まれながら、朝から晩まで、懸命に働いていた。

戦いを止めずに、真剣に働いている人たちの姿に、
自然に頭が下がった。

私は普段、お金欲しいなあ～ってぼやいているけど、
楽な道を選んだんだから、お金なくて当たり前なんだよ。

じゃあ、もう一度、この通勤の波に揉まれて働きたいかといえば、
もう戻りたくないと思ってしまった。
　
また、これほど人が溢れているのに、
心の通じるお付き合いができるのは、ごくわずかだということにも気付いた。

人が多ければ多いほど、私は孤独を感じた。
私と仲良くしてくれる人の貴重さが身に沁みた。

夫の通勤が大変だということも、改めてよく分かった。
文句も言わずに働いてくれる夫に、感謝しないといけないと思った。

最近見ているドラマ

最近見ているドラマとその感想
（ネタバレあり）

真田丸
本音と建前を巧みに使い分け（好意的に書くとそうなるけど、
要は「ウソばっか」）、戦国の世を行き抜く武将たち。

社会勉強になるなあと思って見ています。

自分は大泉洋さん演じる長男・信幸に感情移入しています。

２月１４日の放送回は痛かったなあ。

堺雅人演じる主人公（信繁）が
「自分は兄（信幸）より才があると思っていた」
と独白するシーンがありました。

兄より自分の方が優れていると思っていた訳です。

私は自分の弟に言われているような気がしてしまいました。
（弟の方が気が利く社交上手）

そして、弟の方が親に気に入られているのも一緒。
昌幸、信繁に「よき息子じゃ」って、５回くらい言ってましたよね。

つらいわ・・・。

それはさておき、世の中、やっぱり「バカ正直」じゃ生き残れないように思います。
「清く、正しく、美しく」生きるように教えられ、
なるべくそのように振る舞うよう努力してきたつもりですが
（信幸もそんなことを言っていた）、
ここ数年、私の中でその価値観が根底から揺さぶられています。

「実際の世の中はそうじゃないのに、
どうして人は、『正しく生きること』を教え込むんだろうねえ」と
夫につぶやいたところ、

「その方が支配しやすいからだ」と言われ、愕然としました。

そんなことコペル君は教えてくれなかったぞ！！！
（『君たちはどう生きるか』←学生のころ泣きながら読んだ）

真田丸に話を戻すと、権謀術数を駆使する昌幸・信繁コンビと、
そんな父子に半ば嘲られながらも、義理人情で動こうとする信幸。

でもね、確か、生き残るのは、信幸なんだよね。

そこがこのストーリーの救いかなあ。

真田丸の話が長くなってしまったので、
他のドラマについては、また今度書きたいと思います。

ニンジン

「卒業」まで、残りあと５週になりました。

マラソンもきっとそうじゃないかな～と思いますが
最後の数キロが一番、きついんじゃないかな。

私も何とか働いていますが、毎朝、気持ちがずーんと重いです。
特に月曜の朝は辛い！

そこで、自分にご褒美を設定しました！

「卒業」後の週末に、お気に入りの温泉宿を予約
日頃の感謝をこめて、夫もご招待。
奮発していつもよりいいお部屋にしました

お値段を見たら・・・
ギャー！！私の二週間分の日当がふっとぶ！

でもいいのだ！
ご褒美だから！

さあ！ニンジンはぶらさがったぞ！
ゴール目指して駆け抜けるのだ！！
　　　　　　

おくりびと

昨日は夫と横浜に行った。

中華街で食事をした後、山下公園をのんびり歩いた。
カモメがたくさん飛び交っていた。
低空飛行で、私達の頭上ギリギリを誇らしげに飛んでいく。

風を自在に操り、自由を謳歌しているように見えた。
胴の白さが青い空に映え、美しかった。

美しくて、私は少し涙が出た。

　　　　　　　　　　　　

今朝、学校に行ったら、文鳥が冷たくなってかごの下に落ちていた。

子供たちが登校する前に、私は文鳥を布に包み、
校庭の隅を掘って埋めた。

私は、昨日見たカモメを思い出した。
いつもより低く、私達のすぐ近くを次々に飛び去って行ったことを。
きっと同じころ、この文鳥は命を落としたのだ。

カモメに姿を変えて私にお別れを言いに来たのかもしれない。
彼は最期に自由になれたのだ。

何事もなかったように、一日が過ぎた。
文鳥の死に、誰も気が付かなかった。
私も、誰にも言わなかった。

　　　　　　　　　　　　

かわいがっていた動物を失うのは、つらい。

でも、彼らの寿命が私達より短いなら、
彼らをきちんと見送るのも、私達の務めだと思う。

生きているうちに世話をして、幸せにしてあげて、
最期は目を背けずにきちんと見送る。

そうしていくつもの命を見送り、お別れを繰り返したのち、
やがて自分の番が回ってくるのだ。