ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

人を見抜く力

2015-11-16 18:04:49 | 仕事
上司による無視・仕事干し上げについては、もう諦めがついたのだが、
今、考えているのは、ずいぶん長い間、私はこの上司のことを「いい人」だと思っていて、
尊敬の念すら抱いていたことだ。

その上司が、手のひらを返したように、私に姑息な意地悪を続けている。
上司は今や「いい人」「尊敬できる人」ではなく
「卑怯」で「小さい人間」になった。

実は、前の職場でも同じようなことがあり、
私は最初、某先生のことを、「いい人」「頼りになる人」と思っていたのだが、
(そして恥ずかしいことに好意まで抱いてしまったのだが)
実は私をダシにして利益を得ようとしていたことを知り、
同様に「卑怯」で「小さい人間」という評価に変わったのだった。

私には人を見る目がないのだろうか?

よくよく考えてみると、上司や某先生のことを「いい人」と思っていた当時から、
彼らの悪いところに、きちんと気付いていたのだ。

上司については、私が動物の世話でヒーヒー言っているのに、
見て見ぬふりを貫き、話題にしようとしなかった。
その他の点ではとても優しかったので、私は「いい人」と思っていたが、
心の奥にひっかかるものがあった。

某先生については、私にはいい顔をしてくれているけど、
性悪で腹黒い面があることも、よく知っていた。

本当は「変だな」と気付いていたのに、「いい人」と思い込みたくて、
マイナスの情報に注意を払わなかっただけなのだ。

上司については、「動物の世話」について真正面から突き付けた結果、
そこから上司の敵意やら悪意やらが滾々と湧き出てきて、
オセロの盤面が白から黒へ全てひっくり返るように、
真っ黒な人になってしまった。

今回、得た教訓をまとめてみよう。

1 ある人について、「何か変だな」と違和感があったら、その違和感は正しい。
  自分の動物的勘を信じろ。

2 その「違和感」をつつくと、その人の悪い面が漏れ出してきて収拾がつかなくなるので、そっとしておく。
  仕事上の関係とは、そういうものだ。

3 間違っても異性に対して好意を抱くな。判断を誤るもとだ。

・・・このくらいかな。

人生経験がレベルアップしたと前向きに思おう!!


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無視する人

2015-11-11 20:22:18 | 仕事
上司と言い合いになったのが7月のはじめ。
それからずっと、上司から無視される日が続いている。

話しかけても無視されるので、私も話さなくなった。
会話がない状態が、ずっと続いている。

不愉快な状態ではあるが、悩んでいるかというと、それほどでもない。
(我ながら強くなったものだ)
過ぎてしまえば、忘れてしまうくらい、小さな出来事だと思えそうな気がしている。

他の人に相談したところで、どうにもならないだろうから、
話さないでいようと思っていたのだが、
先日、つい、音楽の先生に状況を話してしまった。

そのとき、こんな話を聞いた。

別の先生だが、A先生とB先生が、意見の相違で対立したことがあった。
プライドを痛く傷つけられたA先生は、
以後、2年もの間、B先生を徹底的に無視し続けたという。

2年後、A先生は定年で退職したそうだ。

このA先生にしろ、私の上司にしろ、
長期にわたり、特定の人を無視し続ける人って、どうなんだろうと思う。
子供ならともかく、いい年をした大人が、
意見が対立したくらいで、相手を無視し続けるって、何なんだ。

話をしてくれた音楽の先生によれば、
長年、教師という職についていると、
「自分が正しい」と思い込む力が強くなり、
頑固な人間になっていく傾向があるそうだ。

そうかもしれない。
でも、私は、どこか陰湿さを感じる。

私はもう、そもそも何が原因だったのか、忘れかけているが、
上司はずっと、根に持っているんだろう。
その、執着というか、マイナスのエネルギーが、怖いわ。

残念ながら、世の中には、そういう人もいるということだな。

次の仕事では、気を付けよう。



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希望

2015-11-05 18:09:27 | 仕事
少し前に読んだJRAの「馬のような人の物語」で、こういう一文があった。

腐らない。与えられた場所で、誠実に生きる。

今、私はこの言葉に支えられて、職場に出向いている。

3月末で今の仕事を辞めることは、もう心に決めているが、
それまでの半年余りの期間を、
ただ耐えるだけで過ごすのは、もったいないと思っていた。

そんなとき、この言葉に出会った。

何かを深く考えたり、悩んだりしているとき、
ふと目にしたものに、ヒントが隠されていることがある。

草むらにそっと卵を置いておくようなさりげなさで、
神様は私達にメッセージを伝えてくれるのだ。

世界は啓示に満ちている。
(「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」)

一日が、真珠や水晶のような玉だとしたら、
一日を丁寧に、誠実に過ごすことで、その玉を磨きたい。
キラキラ光る玉を連ねたら、綺麗なネックレスになるだろう。

今日、磨いた玉は、どんな色だっただろう。

そんなことを考えて窓の外を見たら、
壮大な夕焼けが空に広がっていた。


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