ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

秘密のブログ

2012-01-30 18:30:49 | 雑感
始めて1か月経ったこのブログですが、
実は、家族や友人には、このブログのことを知らせていません。

まだブログというものがなかったころ、
私は自分のHPを開設していて、そこの日記に自分の日常を書き綴っていたのですが、
家族や友人に知らせていたため、本音が書けなかったことがありました。
また、友人に会った日は、その旨を日記に書かないと、その友人に悪い気がしたりして、
負担に思うこともありました。

今回は、思う存分、本音を書きたいと思ったので、知らせないことにしたんです。
匿名なのをいいことに、書きまくっています。

でも、反面、考えてしまうこともあります。

先日、夫の悪口をブログに書いて、スッキリしたのですが、
その後、帰宅した夫の笑顔を見て、後ろめたい気持ちになりました。

私は弱い人間なので、友人と会うと、ついつい、愚痴をたれてしまいます。
その中には夫の悪口も含まれているのですが、
言った後、スッキリする一方で、後ろめたい気持ちにもなります。
人の陰口も同じで、言った直後は爽やか(?)なのですが、
後からジワジワと、自己嫌悪に苛まれます。

いい表現が思い浮かばないのですが、陰口は「魔の快楽」だなあと思っています。

で、ブログに夫の悪口を書いたことなのですが、
これはひょっとして、友人に愚痴を言うことより、ひどいことなのでは、と思いました。
夫の知らないところで、夫の悪口を、不特定多数に公開してるんです。
これって、夫を陰でさらし者にしているのと、同じことですよね・・・。
自分がすごく卑怯な人間に思えて、こっそり、その記事は削除しました。

不満のはけ口が欲しいなら、わざわざブログで公開しなくても、
一人、こっそり、日記に書けばいいことですよね。

でも、なぜか、公開したくなる。
書きっぱなしなのではなくて、誰かに読んでもらって、
共感してもらいたかったのかも、と思いました。

・・・と、自分が書いた悪口については、そう思ったのですが、
人様のブログに悪口が書かれていると、
「そうそう、そういうことってあるよね!!」って、
すごく共感している自分がいます。
そして、「ああ、こういう不満を抱えている人って、私だけじゃないんだ」と、
不思議な心の安らぎを覚えるのです。

夫や姑の悪口を書いている記事は、注目度も高いようにお見受けしています。
私も、ついクリックして、読んでしまいます(笑)

不満って、共有することで解消されるのかな?
不思議な心理だなあ・・・。

こういう風に、匿名で共感できる電脳コミュニティー(?)があるのって、
インターネットが普及して、初めて可能になったことですよね。
昔の人は、覆面座談会でもしなければ、できなかったのではないかしら。

秘密のブログ、最初は書きたいことを自由に書けばいい、と思っていたのですが、
最近は、どこまで書けばいいのか、考え込んでいる自分がいます。


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続・気の強い友人

2012-01-27 10:51:40 | 雑感
昨日は、気の強いエミちゃんのことについて書いたのですが、
もう一つ、彼女のことで、思い出したことがありました。

彼女は、思ったことを我慢せずにズバズバ口にするため、
衝突も多いです。
以前、勤めていた会社でも、上司と大喧嘩して、
さっさと辞めてしまいました。

反対に、私は、言いたいことを我慢して、クヨクヨするタイプです。
それは、気が弱いからというのもありますが、
我慢することによって、とりあえず、表面上は関係が保たれるという、
自分にとってのメリットを享受するためでもあるのです。

特に、私は友達が少なく、寂しい思いをすることが多いので、
言いたいことを言ったら、人が離れていってしまうのではないか、
一人ぼっちになってしまうのではないか、という思いがあります。

エミちゃんに、
「言いたいことを言って、人が離れていくことはない?
寂しい思いはしないの?」
と聞いたところ、こう言われました。

「私のこと、大嫌いな人はたくさんいると思う。
でも、自分では筋を通しているつもりだし、
私のこと、気に入ってくれる人もいるよ。
分かってくれる人が一人でもいたら、
私はそれで、十分うれしい。」

話は少し逸れますが、私は、高校生のころ、
容姿が地味で暗めだったからだと思うのですが、
ある男子生徒(大谷君とします)に、嫌な物真似をされたり、変な付箋を貼られたりして
からかわれていた時期がありました。

大谷君は、テニス部のエースで、ちょっとしたイケメンでした。
人気者で、友達もたくさんいる人でした。
かわいい彼女がいたので、小さい男の子にありがちな、
好意があるからからかう、というのではなく、
純粋に、楽しいから、からかっていたのだと思います。
彼女と一緒に、私に軽い嫌がらせをして遊んでいました。

ある日、小さく「バカ」と書いた付箋を貼られたので、
私は耐えかねて、付箋をはがし、
大谷君に言いました。

「私は、こういうことをされるのが、すごく嫌なの。
あなただって、同じことをされたら、嫌でしょう。
私は、大谷君は、いい人だと思っている。
言ったら分かってくれると思ったから、言ってるんだよ。」

私は、勇気を出して、まっすぐ大谷君の目を見て、言いました。
大谷君がたじろいで、小さな声で「ごめん」と謝りました。

それからは、大谷君は私をからかうのをやめ、
そればかりか、普通の人と同じように、にこやかに挨拶をして、
対等に話しかけてくれるようになりました。

言いたいことを言っても、何も悪いことは起こらなかった。
もともと友達が少なかったせいもありますが、
人が離れていくということも、なかった。

高校生の私は、がんばりました。
エミちゃんのようにはなれないけど、
嫌なことは、ハッキリ嫌と言える人になりたいです。


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気の強い友人

2012-01-26 17:43:32 | 雑感
高校時代からの友達に、エミちゃんという子がいます。
彼女は、在学中に結婚・出産、その後すぐに離婚し、
女手一つで子供を育ててきた、逞しい人です。

派手で気の強いエミちゃんと、地味で気の弱い私。
性格も境遇も全く違うのに、なぜか仲がいいんです。

(書きながら気付いたことですが、
エミちゃんも私も、どちらも、クラスの主流からは浮いた存在だった。
それで、お互いの違いを認識しつつ、
それを尊重し、受け入れてきた。
そんなところが理由かな・・・と思いました。)

そんな彼女から聞いた話なのですが、
ある夜、マンションの上の部屋の住人が、夜中までどんちゃん騒ぎをしていたそうです。
12時を過ぎても終わる気配がなかったので、
彼女はベランダの外に出て、
「うるさーーーーーーい!!!
何時だと思ってんの!!
常識をわきまえろ!!!」
と、上に向かって怒鳴ったそうです。

上の部屋は、すぐにシーンと静かになったとのことでした。

この話には、色々と考えさせられました。
おそらく、彼女だけではなく、周りの人みんな、どんちゃん騒ぎには迷惑をしていたと思うんです。
でも、我慢していた。
私だったら、部屋の中で悪態をつきながら、耐えただろうと思います。

でも、彼女は我慢せずに怒鳴って解決した。
(私は、彼女の怒鳴り声もうるさかったのではと思います

女子供の2人暮らしだし、仕返しされるとか思わなかったの、と聞いたところ、
仕返しのことなんて考えたこともないし、
今までこういう風に生きてきて、仕返しなんてされたことない、
うちの家族みんな、こんな性格してるけど、
みんな無事だよガハハ・・・とのこと。

我慢するのと、怒鳴って終わらせるのと。
どっちが正しい解決なんだろう?

私に彼女みたいな強さがあればと思う反面、
太く生きることが、心豊かに生きることにつながるんだろうか?
ついついあれこれ考えてしまった私でした。


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チャンスの神様

2012-01-25 13:38:40 | 仕事
仕事が決まって、急に毎日が忙しくなってきました。
昼過ぎに起きるのがいつものペースだったのに、
今は夫と一緒に朝の6時起きです。
信じられない!

忙しいときに限って、色々なチャンスが巡ってきます。
ご無沙汰だった友人からランチのお誘いが来たり、
仕事の紹介をいただいたり。

チャンスの神様は、前髪が長くて、
後頭部はつるつるだと、どこかで聞いた記憶があります。
神様が走ってきたら、すかさず髪をつかまないと、
タイミングを逃してしまうそうです。

私の場合、今年に入って、突然、
変な髪型のおっさん達が、群れをなして走ってきた感じです。
とりあえず、一番最初のおっさんの髪をつかんだものの、
ペースが速すぎて引きずられているところです。

週末は、自分に務まるのだろうか、
今のうち辞退した方がいいのではないかと、
不安に押しつぶされそうになっていました。

でも、これまた聞いた話の受け売りなのですが、
イタリアの古いことわざに、
「やるのは失敗、やらないのは大失敗」
というものがあるそうです。
どっちにしても失敗するわけですね(笑)

ここにとどまっていても何も始まらないし、と思い直し、
やるだけやってみようと思ったのでした。


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これからのこと

2012-01-20 11:51:06 | 仕事
学習塾の講師に採用されました
久しぶりのお仕事で、ドキドキ、ワクワクしています。

講師を始めるにあたり、一つ、心がけたいと思っていることがあります。
それは、パートではあるけれども、プロ意識をもって、きちんと仕事をこなしたい、
また、私は、基本、お疲れ気味のローテンション人間なのですが、
それによって、教える子供のやる気をそぐことがないようにしたい、
ということです。

今まで、英会話の学校にいくつか通ったことがあるのですが、
残念ながら、大抵、講師(ネイティブ)の方に、あまりやる気が感じられず、
生徒の方がやる気があったりすることが多かったのです。

そのとき学んだのは、英会話学校の講師というのは、
使命感に燃えて来日している人はあまりおらず、
英語を教えりゃ取りあえず食っていけるだろうという軽い気持ちで、
いわばモラトリアムのような感覚で来日している人が多いということでした。

そういう士気の低さは、必ず教えられる側にも伝わってしまうのです。

私は、今までの仕事で擦り切れ、燃え尽きてしまった人間ですが、
子供の前では、疲れた姿を見せたくありません。
希望と可能性がたくさんつまった子供たちに、
暗い影は落としたくないと思っています。

頑張るぞ~~

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