ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

格の違い

2021-12-10 08:08:23 | 雑感
私には昔、学内でも評判になるほどの美人のお友達がいたのだが、
最近、その子のことでよく思い出すことがある。

そのお友達とは、卒業後、同じ会社にしばらく勤めていたのだが、
その会社に、少し年上の、イケメンの先輩(Aさん)がいた。
Aさんは仕事もできるし、後輩にも優しいし、素敵な人だな~と
私はほのかな憧れを抱いた。

そして、美人のお友達に、「Aさんって、素敵だよね・・・」とドキドキしながら打ち明けたところ、
お友達はあっさりと、「この前お茶したけど、彼女いるって言ってたよ」
と言ってのけた。

「お、お茶?!」
「うん、私から声かけたんだけど。彼女がいるから付き合えないって言われた。」

なんという手の早さ・・・。
私がほのかな憧れを心の中で大切に育んでいる間に、友達はさっさとAさんを誘っていた。
そして、「二人きりでお茶をする」という、私にとっては夢のような時間を簡単に実現していたのだ。

素敵なAさんをお茶に誘うなんて、私には怖くてできない。
美人の友達は、断られないことを知っているから、簡単に声がかけられるのだ。
私は美人とそうでない者の格の違いを、このとき、身をもって思い知ったのであった。
(ちなみに私は、自分からストレートにAさんを誘いに行く友達が結構好きだ)

好きになった人に簡単に接近でき、かかわりを持つことができるという点で、
私は美人が本当にうらやましく思う。

ただ、その一方で、負け惜しみにしか聞こえないかもしれないが、
多くの人と関係を持つことで、目に見えない何かを、失うこともあるように思う。
例えば、初々しさ、純真さといった美点は、間違いなく失われるだろう。
それは、誰にとっても等しく、一度限りのものだからだ。

まあ、私は私で、分をわきまえて生きるしかない。
しかし、アラフィフにもなってこんなことを考えている自分って一体。。


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イケメンの美容師さん

2021-12-06 17:39:15 | 雑感
このところ遂行している「パッと見美人を目指せ」計画にのっとり
今日はお洒落な街の美容室に出かけてきました。

いつも髪形がカッコいい友人に美容室を教えてもらって
予約をとっておいたのです。

美容師さんはイケメンと聞いていたので覚悟していたのですが
予想以上のイケメンで、ものすごく緊張しました。

イケメンの美容師さんに椅子を引いてもらい
髪を触ってもらい
色々とアドバイスをしてもらい
心臓がバクバクでした。
私はイケメンに弱いのです。

何よりポイントが高かったのは
私の名前をきちんと記憶してくださって
会話中に「ミジンコさん」と何度も呼んでくださったことでした。
初対面なのに、「ミカヅキモさん」とか「ボルボックスさん」などと
名前を間違えることはありませんでした。
私は、嬉し恥ずかしで溶けてぐにゃぐにゃになってしまいそうでした。

さすが、接客のプロは違う。
売れっ子なのも納得!!

仕上がりもさすがで、カッコよくしてもらいました。

服も鞄も靴もアクセサリーも一新して(ちなみに育毛剤も仕込んで)
仕上げに髪形もカッコよく整えてもらったので、
私の「パッと見美人を目指せ」計画も、これでとりあえず完成かな。

あとは素材の問題なので、これ以上は無理だと思うし、
そもそも、私は美しさで勝負できる人間ではないので
高望みはせず、これくらい、ほどほどにしておこうと思っています。
投資は自分の強みに集中させないと。

イケメンに丁寧に仕事してもらった嬉しさで私はのぼせ上ってしまい、
帰り道で迷ってしまいました。
行きは迷わなかったのに・・・。

そして、お医者さんにしても美容師さんにしても、
私がすぐにのぼせ上ってしまう原因は、
パーソナルスペースに接近されたからだと気が付きました。

イケメン + パーソナルスペースに侵入

これに私はめっぽう弱い!
気を付けよう。

いや~しかし、美人のインパクトも相当なものだが
イケメンの持つ破壊力も半端ないな。
美形という点では、美人とイケメンの出現率は同じだと思うので
世の中には美人と同じくらい、イケメンが存在していることになる!!

生きるのが楽しみになってきた。


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10周年

2021-12-06 06:58:29 | 仕事
このブログを開設してもうすぐ10年になります。

10年の間、集中的に書き込んだときもあれば、
何か月も間が開くこともありました。
気ままに、心の赴くままに書き込んでいましたから、
よく続けられたな、と思うより、
10年の間、安定して、無料でプラットフォームを提供し続けてくださったgooさんに感謝する気持ちの方が強いです。

10年前に私がブログを開設したときの目標は、
「態勢を立て直して、もう一度、社会に出る」
ことでした。
この間、私はいくつか仕事を経ながら自分の適性を探り、
大学院に進学して、専門の資格をとりました。
今は細々とではありますが、心理の専門家として働いています。

10年前に立てた目標は達成できたことになります。

なので、また、今後10年間の目標を立てたいと思います。

それは、自分のカウンセリングオフィスを立ち上げることです。

カウンセリングオフィスといっても、大勢が働くオフィスは考えていません。
私一人で、フリーランスとして、お客さんがとれるようになりたいです。
そして、定年退職した夫の再就職先として、受付と会計をやってもらおうと思っています。

私の自己実現を支えてくれた夫を、今度は私が支えたいのです。
夫婦で仲良く運営するカウンセリングオフィスにしたいです。

努力を続ければ、必ず夢は叶う。
10年後に向けて、頑張りたいと思います。


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パッと見美人を目指せ

2021-12-02 08:03:55 | 雑感
中年太りの逆で、中年痩せというのはあるのだろうか?
最近、私はここ30年で、一番痩せている。

シルエットもほっそりしてきて、おしゃれをするのが楽しくなった。
今まで服飾にはあまり興味がなかったが、新しい服や小物を買って、ウキウキしている。

幸い、感染予防のマスクで顔は隠されている。
私は欲を出し、せめてマスクをつけている間は、美人に見せることができないだろうかと企んでいる。

街中を歩いているとき、自分の全身が鏡に映っているけれど、それがしばらく自分とは気付かず、他人のように観察できるときがある。
この、自分を客観的に見たときに、「あ、美人だな」と自分でも思えるようになりたい!
昨日、エスカレーターから上がってきた自分が鏡に映っていたが、私の印象は「灰色の人」であった。
私は灰色のコートを着ていたのだ。
美人には見えなかった。

街中の女性を観察して、どういう人が美人に見えるのか考えてみた。
私の基準では、

・細身
・肌が綺麗

そして、後ろ姿でも「美人だ!」と思える人は

・髪に艶がある

ことを発見した!
ほっそりとしなやかで、髪が長くて艶があると、女性らしさが際立つ気がする。

ほかにも、

・目元の彫りが深く立体的。眉毛がきちんと生えていて、まつ毛が長い。きちんと化粧をしている。

というのがあるが、骨格や毛の量は変えられないので、この点は諦めよう。

とりあえず、できる範囲で頑張ってみよう。
目指せパッと見美人!


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同じ引き出し

2021-12-02 07:33:53 | 仕事
職場での出来事。上司が私に用があって名前を呼ばれた。

上司A「ミカヅキモさん・・・」
私「!!!」

ミカヅキモさんは私の同僚。私の名前はミジンコである。
ミカヅキモさんはキャリアを鼻にかけて人を見下す嫌なタイプの女性。
私は、自分とは180度違うキャラだと思っていた。

上司A「あ、間違えた。ミジンコさん。ミカヅキモさんとミジンコさん、よく間違えちゃうんだよね~」
私「・・・。」

別の日。違う上司に呼ばれた。

上司B「ボルボックスさん・・・」
私「!!!」

ボルボックスさんは私の先輩である。お人柄はよいが、とてもふくよかな体型をしている。私は正直、ここまで太ってはいないと自分では思っていた。

上司Bは間違いに気付かず、近くにボルボックスさんはいなかったので、私はそのまま、ボルボックスと呼ばれたミジンコとして対応した。

ミカヅキモさんにしてもボルボックスさんにしても、なぜ名前を間違えられるのか。。
共通点は一つしかない。皆、おばさんなのだ。
若い人が多い職場で、中年女性が私を含めて3人いて、上司の頭の中では私たち3人がおなじ「おばさん」という引き出しに入れられているのである。個性は全く違うはずなのに・・・。

これは悲しい。
「おばさん」というカテゴリーでひとくくりにされてしまい、個性が埋没してしまっている。
これはきっと、「おじさん」にもあてはまる悲劇であろう。

私はおばさんである以前に、一人の人間だよ。
ちゃんと個性を見てね。
間違えないでね。

*以前も似たような記事を書いていました

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