行動を伴わない思い

落ちたと思っていた小学校での事務、
無事、採用されました

連絡まで間があったので、おそらく補欠と思われます。
でも、補欠でも何でもいいんです
ご縁があってこその採用だと思うので
張り切って働こうと思っています

採用面接のとき、印象に残るやりとりがあったので
記録しておきます。
仕事の内容に、飼育小屋の動物の世話も含まれるそうで、
動物は好きか？と聞かれました。

私、「大好きです！」と即答。

そこで、校長先生の目がキラリと光りました。
「さなぎさんは、これまでどのような動物を飼ってきましたか？」

ここで私はグッと詰まってしまいました。

私は、動物園や水族館に行くと
いつもそこにいる動物たちの気持ちに思いを馳せるし、
野生動物の保護にも関心が強いです。

でも、動物を飼ったことは、実はあまりないのです。

本当に動物好きな人だったら、
たくさん飼った経験があるはずです。
私は、校長先生は、
言葉ではなく、行動で人を見ようとしているのだと感じ、
さすが人を見る目があるなと思いました。

校長先生のこの質問については、
面接が終わったあとも、色々と考えさせられました。

私は、自称「動物好き」ですが、
動物のための行動は、ほとんど起こしてこなかった。
行動という結果だけ見たら、
動物に関心がない人と、変わりはないのです。

私は思いは色々と巡らせる方ですが
慎重すぎて行動力に欠けるきらいがあります。

行動という形を伴わない思いは
無価値だ、とは言いたくないけれど
本当に思いが強ければ
おのずと行動が伴うはずです。

行動を伴わない思いは、
所詮、その程度の思いなんだと思います。

今年の目標は、
「悩む前に、まず行動！」。

行動を通じて、
可能性という扉を
積極的に開いていきたいです。

自分悩み相談

応募していたケーキ屋のバイト、
小学校での補助事務、
いずれも不採用になってしまいました・・・。

あまり気にしても仕方がないと思う反面、
やっぱり落ち込んでしまう私。
夫に相談したところ
トンチンカンな回答をされて
余計心がささくれ立ちました。

そこで、自分で自分を慰め励ます、
「自分悩み相談」を開催します。

相談者：さなぎ
回答者：かいこ

さなぎ
「バイトの応募、２つとも落ちてしまいました。
落ちたのはこれで４こ目です。
さすがに落ち込んでしまいます。」

かいこ
「それは、縁がなかったと思うほかありません！
縁のないところで無理して働いても
いいことはありませんよ。
縁があって、さなぎさんを気に入って
雇ってくれたところで働けばいいんです。
次に行きましょう！」

さなぎ
「確かに、私も採用する側に立ったことはありますが
本人の能力というより、
『この人と働きたいか否か』という
直感で採用・不採用が決まることが多かった気がします。」

かいこ
「そうですよ。
人間の評価なんて、所詮、好きか、嫌いか。
相性なんです。
『自分が悪いのではないか』と
悩むことはありませんよ。
運です、運。
それに、『塞翁が馬』という言葉もありますよ。
ケーキ屋さんだって、
糖尿病にかかるリスクが減ったと思えば
いいじゃないですか。
何が幸いで何が不幸か、
分からないのが人生ですよ。」

さなぎ
「そうですね。何だか元気が出てきました。
落ちたことをグズグズ考えるより、
前を向いて次に進んだ方がよさそうですね。」

かいこ
「前を向いて、行動しましょう！
今年のさなぎさんの抱負は
『悩む前に、まず行動！』でしたよね。
行動することによって、
新しい世界の扉が開くのです。
閉じられた扉を見て嘆くのではなく、
次の扉を開きに進んでいきましょう！」

さなぎ
「ありがとうございます！
次に行きます、次に！！！」

≪完≫

悩みの堂々巡り ・・・仕事と老後

今日は税務署に用事があって出かけたのですが
確定申告の相談の人々でごった返していました。

私の用件は確定申告ではなかったのですが
相談ということで、列に加わりました。

待つこと、なんと３時間以上。

その間、私、どうしていたかというと・・・

ひたすらボーっとしていました・・・

で、周りを見ると、
時間に余裕のありそうな、お年寄りばかり。
そりゃ、平日の昼間に、３時間以上ボーっとできる人って、
限られますよね。
（お年寄りと暇な主婦ですわ）

昨日は
「自分がやりたいことをやればいい」
なんて思っていたけど、
お年寄りに混じってボーっとしていたら
何だか不安になってきましたよ。

私、真面目に働いた方がいいんじゃないか、と。

働けるときに働いておかないと、
歳とってから、そのツケが回ってくるのではないか。
アリとキリギリスのキリギリスのように、
寒い冬の時代（老後）に、凍え死んでしまうのではないか。

少しでも働いて
老後に備えて貯金しておくべきでは？？

なーんてことを、グルグル考えていました。

で、働くとしても、
テキトーにパートで働くんじゃなくて、
同期の多くがそうしているように、
フルタイムで、バリバリ稼ぐべきではないか？？

ケーキ屋さんで働きたい・・・なんて、
キッザニアのお仕事ごっこみたいなことを
アラフォーがやってる場合か！！

・・・でも、通勤列車でゴトゴト揺られて、
体調悪くて横になりたくても我慢して、
頭痛薬を飲み、目薬をさしながらパソコンやって、
倒れ込むように家に戻って、
土日はぐったり、布団の中・・・なんて生活、
もう、送りたくないんだよね。

前の仕事を続けていたら
預金残高は増えたかもしれないけど
私、間違いなく、40代で死んでいたと思う。

・・・だとしたら、やっぱり、
パートであっても、
健康を維持しながら、働くことがベストではないか。
人によって、体力の限界は違うのだし。

パートでほどほどに働いているからといって、
私がキリギリスと批判される訳ではない。

とりあえずそう結論を出して、
待ち時間を消化したのでありました。

ああー、しかし、私の老後、どうなるんだろう。
考えると恐ろしい。

でも、前の上司が言っていたのは、
「あまり先のことは考え過ぎない。
真面目な人ほど考えすぎて、不安になってしまうが、
そのときになってみれば、
案外、どうにかなるものだ。」と。

上司は仕事のことについて語っていたけど
これは人生にも当てはまると思っている。

考えても分からない未来のことは
考えすぎて不安にならないようにしよう。

小さな小さな勇気

ただいま、パートの就職活動中です。

今日は近くのショッピングモールに出かけ
求人の掲示板を眺めていました。
いつもよく買い物をしているケーキ屋さんが
パートの募集をしていました。

応募をするなら電話をしなければなりません。
ここ、引っ込み思案の私にとっては
勇気が必要なところです。

なぜ必要かというと、
ここでぶっきらぼうな対応をされると
傷付くから・・・　←弱い
心の傷も痛いし、
夢と憧れを抱いているケーキ屋さんのイメージが
損なわれることも怖いから。

なんでこんなちょっとしたことで傷付くんだろう？
理由が二つ思い浮かびました。

その１　単純に、弱い。

もしも私がサル山のサルなら
山のふもとの隅っこで
小さくなって震えている弱いサル。
餌も満足に取れなくて
痩せこけて死にそうになっているみじめなサル。

神様が自然淘汰しようとしている
劣ったサル。

その２　私の前世はお姫様

私の前世はお姫様で、
それはそれは大切に育てられた。
望むことは全て、じいやとばあやがやってくれた。
心優しい王子様と結婚して、
溢れんばかりの愛に包まれながら一生を終えた。

　
だから、きつい言葉や態度が苦手。
心が柔らかく、傷付きやすい素材でできている。

・・・うーん、ここは２と考えた方が
精神衛生上、よいな。

小さな勇気を出して、ケーキ屋さんに電話をしました。
優しい女性が対応してくれました
数日後に面接です。
頑張ります。

魔法

今日は体調がすぐれず、横になっている時間が長い日でした。
私は幸い、これといった病気はないのですが
疲れやすく、何もしていないのにぐったりしている日も
少なくありません。

最近は次の仕事についてあれこれ考えていたのですが
ふと思いました。

うちの家系は短命だし（祖母は６０代、母は５０代で亡くなっています）
私も、もしかしたら
そんなに長くは生きないかもしれない。

一方、ありがたいことに
夫は心身ともに健康で
顔色もいい。

夫は私より年上だけど
私の方が先に死ぬかもしれない。
（祖母も、母も、そうであったように）

そう思ったら・・・
不思議と心が晴れやかになりました。

自分の死を夫が看取ってくれるのなら
何も心配はいらない、
安心して死ねる。
（残された夫には悪いけど）

それなら、いつ終わるかも分からない人生について
必要以上に心配するのはやめて
今、この瞬間を
思い通りに生きよう。

いつ終わるか分からない人生なら、
そして、おそらくは、それほど長くはない人生なら
自分の好きなことを優先してやろう。

自分を縛っていた目に見えない鎖が解けて
ふっと肩の荷が下りたような気持ちになりました。
まるで魔法にかかったみたい。

限りある人生を
楽しく生きよう。