ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

友達ではなかった

2024-04-14 11:28:31 | 雑感
桜が咲いたということで、半年ぶりに高校時代の友達3人で会った。
ずいぶん長く付き合っている友達ではあるが、そのうち1人と、もうそろそろ会わなくてもいいかなと感じた。

言うことにいちいち、棘があるのだ。
3人の中で子供がいないのは私だけなのだが、そのことについて「社会に貢献していない」と言われたり、
ダンスの授業が今は必修になっているという話題になったとき
「ミジンコが踊ってたら笑いものになるよね~」なんて失礼なことを言われたりした。
ほかにもいろいろ。

胸にチクチク刺さるものを感じながら受け流していたら、
「ミジンコが踊っていたら~」を繰り返し言ってきたので
「あなたが踊っていた方が笑われると思うよ」と言い返してやった。

私はずっとこの嫉妬心とマウント意識が高い友達と我慢して付き合ってきた。
その頃は他に友達がいなかったからだが、今は優しい夫もいるし、
他にも付き合ってくれる人はいる。

彼女の嫉妬心を刺激しないように、いつも私は自分を低く見せていたし、
自分の不幸話を餌のように提供していた。
そして彼女はそれを面白がって聞き、私が幸せなときも、過去の不幸話を無遠慮に持ち出してきたりした。
私が心の痛みを感じているのを、楽しんでいるように見えた。

私は彼女のことを友達だと思ってきた。
でも、今回、よくよく考えたら、
私の不幸を面白がっていた点で、もう既に友達ではなかったのだ。

ただ、私も分かっていることがあって、彼女は今、幸せではないのである。
そしてきっと、幸せに見える私が悔しいんだと思う。

それならそれで、「ミジンコ、助けて」とかわいく言えばいいのに、
私に泥を投げつけてきて暴れている。
そういうネガティブな絡み方が嫌だ。
仕事で十分、味わっているので…。

プライベートな時間は、純粋に楽しみたい。

という訳で、冷たいかもしれないけど、
私はこの面倒な友達(?)と距離を置こうと思った。
友達が苦しんでいるときに去る冷たい私。
でも、私だって、自分で自分を守る必要があるのだ。

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花と鳥

2024-04-06 14:59:54 | 雑感
私は嫌なことを引きずって
いつまでも頭の中でこねくり回していることが多いのだが
そんなとき、かわいい小鳥がふっと目の前に現れることがよくある。

「わあ、かわいい」
と思うと同時に、
「これは『そろそろ嫌なことを考えるのは止めなさい』という神様のサインだな…」
とも思う。

今日もまた嫌な人のことを考えながら歩いていたら
綺麗なペチュニアの鉢植えが目に入った。
私は足を止めてしばしペチュニアに見入った。
そして「小鳥だけではなく花バージョンもあるのか…」
と思った。

花や小鳥が私の嫌な気分を切り替えてくれる。
神様が小さな使者を私に送ってくれているのかもしれないな。
なるべく楽しい気持ちでいられたらいいな。


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仕方がない

2024-03-22 07:09:01 | 雑感
後ろ向きのように思われるかもしれないけど、
最近、私は「仕方がない」という言葉が好きだ。

「頑張ろう」とか「諦めない」のように現状を努力で変えようとする言葉ではなく
あるがままをそのまま受け入れようとする言葉が好きだ。

世の中はコントロールできないものの方が多いように思う。
苦しんで抗って消耗するより、受け入れて流される方が楽だし、もしかしたら少しだけ美しいかもしれない。

もう若くはないからこういう発想になったのかもしれない。
世の中を変える熱量がない自分を正当化しているだけなのかも。

変わらないものを相手に取り組むのが疲れたのかもしれない。

でも、いいんだ。それも仕方がないこと。
歯を食いしばって苦しむより、
仕方がないと受け入れて、笑顔でいたい。


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友達の話

2023-08-20 16:46:56 | 雑感
高校時代の友達に久し振りに会った。

言葉には出さなかったが、私は友達が急にお婆さんになったように見えて泣きそうになった。
ほうれい線がくっきりと出ていて、頬がたるんでいた。
肌は黒くくすみ、シミが浮いていた。
努めて笑顔で話したけど、内心、「老けたな〜」と思った。

しばらくすると遠くから太って派手なお婆さんがやってきて、それがもう一人の友達だった。

話しながらひしひしと感じていたことは、私も例に漏れず老けており、友達二人もそれを感じているに違いないということだった。

三婆で楽しくおしゃべりをした。友達の老いもしばらくすると見慣れてそれ程気にならなくなった。

なんだかんだで楽しく過ごせるのもあと20年くらいではないかと思うとしんみりした。

知り合った頃はお互い想像もつかなかったけれど、終わりが見えてくる歳になった。人生は永遠に続くものではないのだ。

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誉め言葉は最小限で

2022-03-19 08:00:00 | 雑感

先日、某社で開催されたセミナーのお手伝いに行ってきました。
新入社員の皆様にクレーム対応の練習をしてもらい
私がそれを横で見ていて、講評するという役目を仰せつかりました。

その際、対応が一番よかった社員さんを「ベスト対応」として選出し
どこが良かったかを説明する、という一幕がありました。

私は対応の良かった点を諸々述べ、
「素晴らしかった」「流石です」等、
できる限りの賛辞を述べ立てました。

私は純粋にその社員さんを褒めたつもりだったのですが
皆の前で大げさに(?)褒められて、
その社員さんは少し居心地が悪そうでした。
皆の前であからさまに褒めてしまうと、
却ってその人を委縮させてしまうのかなと思いました。

私自身も、(あまり機会はないものの)
褒められると、嬉しさよりも
謙遜しなくてはという思いの方が強くなり
面倒に感じてしまうときがあります。

せっかくの誉め言葉なので、
どうせならその人の心に
プラスに働くように発したいものです。

今度、人を褒めるときは
最小限の言葉で、ピリッと決めてみたいと思います!


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