ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

会いたい

2016-10-27 10:53:38 | 片思い
フェイスブックで昔の海外の友達と繋がろうと思っていたけれど
高校からしか登録できないみたいですね。
私が繋がりたいのは小・中学校の友達なので、これはかなり残念。

押入れの奥から昔の日記を見つけて、過去の記載を探しました。
好きだった彼のこと、書いてありました。

 好きだけれど、恥ずかしくて近づけない。

ドアホ~!!
勇気出して、近づけ~!!
そしてコクれ!!

その人は、30年経っても、胸をときめかせるほど、魅力がある人なんだよ!!

 意地悪なことも言うけど、本当はとてもやさしい。

そうなんだよ。やさしさに気付いていたからこそ、好きだったんだよね。
涙が出てきました。

そして、私は気付きました。
私がやりたいことは、今、アメリカに行って、彼に会うことではない。
昔に戻って、昔の私の姿のまま、昔の彼に会いたいんだ。

おじさんになった彼じゃなくて、中学生だった頃の彼に会いたい。
中学生の頃の私の姿で。

そして、叫びたい!!
あなたが好きだと!!

でも、昔の私も、精一杯の勇気を出していました。

 卒業式の日に、彼に握手をしてもらった。

そうだった・・・。拒否されるかと思ったけど、案外あっさりと応じてくれて、
私の中で、さよならの儀式はきちんと出来たのだった。

そのときの手の感触も、彼の表情も、私はよく覚えている。

中学生の私は、きちんと自分の気持ちに区切りをつけた。

おばさんになった私が、昔の気持ちを蒸し返して勝手に盛り上がって、
みっともない行動に出てはいけないね。
相手からしたら、不気味だよね。迷惑だよね。

そして、結局、深く傷ついてしまうよね。
大事な思い出も、壊れてしまうかもしれない。

思い出は思い出のままでそっと大切にしまっておくのが、
きっと一番美しいのだろう。。



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海の向こう

2016-10-25 17:13:40 | 片思い
私は中学生のころ、父の仕事の関係でアメリカに住んでいました。

今日、なぜか急に思い立って、当時好きだった中国人の男の子の名前を
ネットで検索してみました。

ネットの力はすごいもので、すぐに見つかりました。
彼は今も同じ町で、お医者さんになっていました。
そして、出身校(私も通っていた学校)に、寄付をしていました。

画像を検索すると、同姓同名の人の写真がたくさん並んでいましたが
これまた彼を見つけることができました。

意志の強そうな眼元が全く変わっていませんでした。
すぐ彼だと確信することができました。

そして私は、彼の姿だけではなく、
声もはっきりと思い出しました。

私は当時、彼のことが夜も眠れないほど大好きだったけれど
思いを伝えることはなく、片思いのまま帰国しました。
帰国することも伝えず、ただ姿を消したのです。。。

10年ほど前、私は仕事でアメリカの町を訪れました。
ちょっと足を延ばして、私は車で自分が住んでいた家にも寄ってみました。

今、思えば、そのとき彼も、すぐ近くにいたんだなと思います。

以下、妄想

カウンセラーとして再び社会に出たさなぎは、
縁あってアメリカの町を訪れることになる。

そして、彼と運命的な再会を果たす。

さなぎ「あなた・・・Mよね?」
M「もしかして・・・さなぎか?!」(英語で)

思わず抱き合う二人。

M「どうして・・・どうして急に俺の前からいなくなったんだ?」
さなぎ「ごめんなさい・・・さよならを言うのが辛すぎて・・・」

二人は海辺へ移動。
ロマンチックな、しかし情熱的な夜を過ごす・・・
隔てられていた距離と時間を取り戻そうとするかのように・・・

妄想終わり

ああ~。
フェイスブック始めよっかなあ。

そしてはち切れんばかりの下心をもって彼にアクセスするのだ!
忘れられていそうだけど・・・

ちなみに、ネットの力は恐ろしいもので、
彼の奥さんの名前も分かってしまいましたとさ。。。


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前に進もう

2016-10-21 19:33:18 | お勉強
何もしなければそのまま何も変わらないけれど、
少し勇気を出して行動を起こせば、それなりに事態は展開していく。

ではなぜ、何もしないでじっとしているかというと、
事態の変化を恐れる心があるからだと思う。

変化が起きるのは、ちょっと怖い。
今のままでいいと思ってしまう気持ちの方が強い。

たとえば、私は、少し前から、新聞で広告しているシャンプーのことが気になっている。
シャンプーを買って試してみたいけれど、通販会社に電話をしないままでいる。

たかがシャンプーなんだけれど、逡巡している自分がいる。

これはきっと、人によって違うんだろう。
さっさと買って試す人の方が多いかもしれない。

そんな私だが、最近、ちょっと頑張ってみた。

気になっている大学院に電話をして、入試について聞いてみた。
友人のつてを頼って、臨床心理士をしている人にメールを出してみた。
大学の図書館に入れるように、入館手続きをした。

そして今日は、その図書館に行って、色々と資料を調べてみた。

行動を起こしてみたら、少し扉が開いて、先に行くことができた。

行動を起こせば、新しい情報が得られる。
自分を取り巻く世界が少しだけ変わる。

勇気を出して、行動しよう。
前に進もう。




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甥っ子を見て考えたこと

2016-10-12 11:36:50 | 雑感
先日、久し振りに自分の3歳の甥っ子に会った。
この甥っ子、かわいいのだが、ちょっと我儘で、
小さな暴君に見えるときがある。

甥っ子の両親にとって、初めての子育てで、
一生懸命、愛情を注いで育てようとしているのが分かる。
ただ、甥っ子の希望を叶えようとするあまり、
甥っ子の我儘が助長されているように見えることがある。

子供の言うとおりに親が動いてしまうと、
子供は、環境が自分に合わせて変化するものと思い込んで、
自分から環境に合わせようとする気持ちが失われてしまうのではないか。

ここまで考えて、私は我が身を振り返った。

私も、両親にとって初めての子供で、母方の初孫でもあった。
ちやほやされて育つ甥っ子を眺めている自分も、
案外、同じような境遇にあったかもしれない。

そして、私は、ありのままの自分でいたいという気持ちが強く、
周りに合わせて自分を変化させるのが苦手だ。

おしゃれもしない、化粧もしない、人の輪の中に進んで入ろうともしない。
そして、孤独を胸の中で膨らませながら、友達ができるのを待っている。

環境に合わせるというのは、必ずしもありのままの自分を否定することではなく、
適応して生きていくということだ。
環境が自分に合わせて変わってくれるのを待つのではなく、
自分をちょっと変えて、合わせていくことも大切なんだろう。

私はこれまで人の輪から外れて寂しい思いをすることが多かったけれど、
本当は、人の輪に加わって、賑やかで楽しい時間を過ごしたかった。

そして、寂しい人生の原因を、親の態度のせいにしていたけれど、
実は、自分自身の頑固さにあったのかもしれない。

少しだけ、変わってみよう。
自分から、歩み寄ろう。

幼い甥っ子を見ていたら、自分のこれからの生き方のヒントになった。


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驚いたこと

2016-10-07 09:27:34 | 雑感
今朝、テレビを見ていたら、某若手俳優がインタビューで、こんなことを言っていた。

アナウンサー「初対面の人の、まずどこを見ますか?」
俳優「そうですね・・・髪とかファッションとか。ネイルとか。
ネイルって、その人のセンスが出るじゃないですか。
センスって、人間性だと思うんですよね。」

センスが人間性か~
久々にびっくりした。

芸能界で働いていると、こういう考えになるのかもしれないけど、
世の中には、自分とは正反対の考えを持っている人がいるんだなあと
つくづく勉強になった。

ちなみに私が女優だったら

アナウンサー「初対面の人の、まずどこを見ますか?」
女優さなぎ「そうですね・・・スタッフさんに対する態度かな。
カメラが回っていないところで、どんな対応をするか、
人間性が表れると思うんですよね。」

こんなこと言う人、いないか。



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