ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

相呼ぶ魂

2012-02-28 20:12:58 | 仕事
塾から帰ってきました

がついてるのは、今日も子供の失礼な態度にむかついたからです。

この仕事を始めて、改めて分かったことがあります。
私は、自分が思っているほど、子供好きではなかったということ。

いや、言わせてもらうならば、
むしろ嫌い
です。
初めてこのブログで色つきフォント使っちゃいました。

でも、お陰様で、
子供に対する未練が全くなくなりました。
可愛げがなく、親と対等、いやそれ以上のデカい態度をとる子供が生まれてきたら
毎日が苦痛で耐えられそうにありません。

生まれてきたくないなら、生まれてこなくて結構です!!!
生理が来ても落ち込みません!!!
思っていたほど、子供って、かわいくなかった!!!

・・・で、つらつら考えたんですけど、
子供といっても、人間なわけで、
合う人、合わない人がいるのは、大人と同じ。
また、こちらがいくら気を使って心を開いても、
相手に関心がなければ、仲良くなれることはないんです。
これも、大人と同じ。

「二十四の瞳」みたいに、子供全員に慕われて、
皆がワラワラと寄ってくるような先生像に憧れていたんですが、
(そういえば朝ドラの「おひさま」でもそうだった)
少なくとも自分には無理みたいです。
また、最早そうなりたいとも思いません。

以前読んだ「赤毛のアン」で、「相呼ぶ魂」という表現があったのを思い出しました。
数多く出会う人の中で、ときどき、宝物のような人に出会える。
魂と魂が響き合う関係って、ほんと、宝物なんですよね。
滅多にあることじゃないんです。
欲張っちゃいけない。

そう思うと、大切な夫と出会えたことが、奇跡のように思えてきます。
私の話を聞いてくれる、友人達も。
今、私の周りにいてくれる人達を、大切にしなければいけないと、改めて思いました。

よくよく考えた上で応募した塾講師ではありますが、
実は、自分にあまり合っていなかったかのもしれません。
保護者の対応に苦労するだろうなあと予想はしていましたが、
「子供にムカつく」というハードルでつまづくとは、予想外でした。
これで、納得のいかないクレームがもう一つ来たら、
さっさと別の仕事を探そうと思います。

あ~、もう子供に挨拶するのやめよ。
バカバカしい!!

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考え方を修正してみる

2012-02-24 14:50:03 | 雑感
しばらく滅入っていた塾の子供の件ですが、
温かい励ましをいただき、ぐっすり眠って、
すっかり回復しました

その間、色々考えたのですが(←考えるの大好き)
自分の考え方に癖があるな~と、改めて思いました。

その1 嫌なことが一つあると、全てが嫌になってしまう

今回の子供の件もそうなのですが、
問題があるのは、複数持っているクラスの1つ、それも1人だけで、
早速、心を開いて接してくれている子もおり、
全体としてみれば、そんなに悪くないはずなんです。
(隠れたところに地雷はあるかもしれないけど)

扱いにくい子が一人いたせいで、
その子のことで頭がいっぱいになり、クヨクヨしてしまった。

これ、他のことでもそうなんです。

私は、高校と大学のときに、それぞれ特定の人から意地悪をされたのですが、
その人と顔を合わせたくないがために、
高校と大学の同窓会には、絶対に出席しないんです。

嫌な人ひとりのために、他の人との関わりまで、断ち切ってしまっています。
自分でももったいないな、と思います。

ある意味、完璧主義なんです。
嫌な気持ちが少しでも混じると、全体がダメだと思ってしまうんです。

でも、これから、その点を、少し修正したい。
嫌なこと(人)はうまく脳内で消去して、
その他の部分にまで、及ぼさないようにする。
それが、今の課題のひとつ目。

その2 根詰めすぎてしまう

私は頑張りやの方だと思いますが、
頑張りすぎて、自分を追い込んでしまうことも多いです。
前の仕事がそうでした。
頑張りすぎて、体、壊しました。

今の塾には、私のほかにも、新人のパート講師がたくさんいるのですが、
落ち着いて見回してみると、私がいちばんカリカリしています。
他の人は、もっとおおらかにやっている。

何でカリカリしているかというと、
塾のカリキュラムや対応が穴だらけだからなんですが、
良くいえばおおらか、悪く言えばいい加減な体質だということが段々見えてきたので、
私ひとりイライラしても、無駄に消耗するだけだなと思いました。

なので、二つ目は、いい意味でいい加減になる。
鈍感力を身につける。
どうにかなるさ~と、楽観的になる。
パートがイライラしてもね~。割に合わん。

自分の性格は、一朝一夕には直らないと思うのですが、
これからの人生を、より幸せで充実したものにするために、
プチ改革に取り組みたいと思います。

課題をこなすような気持ちで、やってみよ。


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保護者からのクレーム

2012-02-22 21:59:36 | 仕事
昨日の記事で、子供の悪口を書いたら、罰が当たりました。
保護者からプチクレームを食らってしまいました。

その内容:「先生が合わない」

一気にドーンとテンション下がってしまいました。

合わないって・・・合わないって・・・
どうしろっつーねん!!!

でも、一方で、「やっぱり来たか」という思いもありました。
この子、授業中にずっとそっぽを向いていて、話しかけても完全無視、
どうしたもんかな・・・と、ずっと悩んでいた種の子だったんです。

この子とは「合わないな」と、私も感じていたんですよ。

でもね・・・。その子には、別の子以上に細心の注意を払い、
決して、その子の気持ちを傷つけないように、優しく接してきたんです。
それだけに、このクレームには、すごく傷付きました。

傷付いているので、以下、勝手な愚痴です。

私には子供がいませんが、親が、自分の子供を愛おしいと思う気持ちは、ある程度は想像できます。
きっと、自分と同様か、それ以上に大切な存在なんでしょう。
でも、私は、自分の子供を愛する気持ちが、一般的に言われているほど美しいものとは、考えていません。
自己愛の延長だと思うからです。
私は、自分や自分の子供を愛することよりも、他者を愛することの方が、
ずっと難しいことだと思うし、それゆえに、尊いものだと考えています。

自分の子供が好きな先生の授業を受けたい、
だから、合わない先生は代えて欲しい・・・。
よく言えば親心なんですけどね、
そこには、言われた側がどういう気持ちになるか、
配慮が微塵もないんですよ。

自分の子供が授業でどれだけ先生に対して失礼な態度をとってきたか、
クレーム出す前に考えてみろよ!!

ただ、私も、反省すべき点があるかもしれないと思い、
クレームを直接受け付けた、ベテランの先生にアドバイスを求めました。
その先生によれば、「気にするな」と前置きしたうえで、
今までの先生は、子供とじゃれ合いながら授業を進めるタイプの先生だったので、
「教えるだけ」の私の授業に、戸惑ったのかもしれない・・・ということでした。

私としては、できるだけ多くのことを子供に伝えたいと思い、
真剣に授業をやっていたつもりだったのですが、
そのことが、子供の重荷になっていたのかもしれません。

でもさ・・・小学生とはいえ、受験生なんだし・・・。
ブツブツ

なんかね・・・もう、辞めたくなっちゃいましたよ。
しばらくは続けるかもしれないけど、
自分にとって得るものがなければ、さっさと辞めようと思いました。
所詮パートだし。

一方で、こんなことも考えました。
社会に出て働くということは、他者と関わるということ。
そこには当然、摩擦もある。
ちょっとやそっとでへこたれていたら、働けない。
もっと強くならなければ。

子供と冗談を飛ばしながら楽しく授業をするA先生や、
いつも子供たちの輪の中心にいる、太陽のようなB先生のようにはなれないと思う。
でも、私にだって、私の良さがあるはず。
子供たちのことを思って、一生懸命やっていれば、
それを受け取ってくれる子供も、きっといるはず・・・
いないかもしれないけど・・・(自信なし)

もうちょっとがんばろ・・・。

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挨拶をしない子供たち

2012-02-21 21:33:58 | 仕事
ありゃ?
手違いで、昨日の記事が消えてしまいました。

最近の子供は挨拶をしない、
きちんと躾しろよ、親!!!
という、怒りの内容でした。。。
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父と愛犬ぷうの話

2012-02-10 19:04:15 | 雑感
実家には、母がかわいがっていたオスの柴犬がいます。
名前をぷうといいます。
豆柴と言われて買ったのですが、
普通の柴犬サイズに大きくなりました。

母はぷうをとても大切にしていたのですが、
父はぷうに対して素っ気なく、
ぷうがイタズラをするたびに、「このバカ犬!」と怒鳴りつけていました。
父は、見た目のいい、立派な洋犬を飼いたがっていました。
どことなく野良っぽい雰囲気を漂わせた柴犬なので、
気に入らないのかもしれないと、母は思ったようです。

母がまだ元気だったころ、父と一緒に、ぷうをドッグランに連れて行きました。
ぷうは、家では我が物顔に振る舞うのですが、
外に出ると、おっかなびっくりの内弁慶で、
色々な犬に追い掛けられ、しっぽを巻いて逃げ回っていたそうです。

その中で、ぷうに興味を示したある犬が、
ぷうに、しつこく付きまとって、離れなかったそうです。
ぷうが困って、逃げ回っているのに、
遂にはぷうを押さえつけ、マウンティングを始めました。

それを見ていた父が激怒し(父は短気です)、
その犬を掴んで、ぷうから引き離しました。
すると、その飼い主が「うちの犬に乱暴しないでください!」と父に怒り、
父も言い返して、喧嘩になってしまったそうです。

帰りの車の中で、母が父に、
「あの態度はなかったんじゃない。
あなたのせいで、ドッグランにも行きにくくなっちゃったじゃないの。」
と言ったところ、
「お前も見ていただろ!ぷうがあんなに嫌がっていたじゃないか!!」
と、再び怒り出したそうです。

その言葉を聞いて、母は、
「ああ、この人も、ぷうが可愛かったんだ・・・」
と、初めて分かったそうです。

先日、実家に戻る途中で、
ぷうの散歩をしている父に出くわしました。
父とぷう、どちらも仏頂面をしているように見えたけど、
きっと、見えない絆があるんだよね。

後妻さんにも可愛がってもらえているみたいだし、
よかったね、ぷう。

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